鍼が上手・痛くないと思われるために、まず爪を切りなさい!

「痛くない鍼・上手な鍼」と思われたいならまず爪!

指の画像
もしも、あなたが鍼灸師で、患者さんから
「鍼が上手!」 「鍼が痛くない!」
と思われたいなら、まず毎日爪を切りましょう!

私は毎日、鍼の施術に当たる前に爪を切ります。
そして、さらに爪ヤスリで磨きます!

たったこれだけで、患者さんから
「鍼が上手!」 「鍼が痛くない!」と思ってもらえるのです!

「鍼が上手いか下手か」は爪を見ればわかる!

ポイント
柔道家が、相手の帯の締め方をみて強さがわかるように、
鍼灸師が、相手の爪の長さをみて「上手いか下手か」がわかります!

鍼灸師
なぜなら、爪が長いとそれだけ患者さんの肌にあたる感覚が変わってくるのです。( 特に背中)
もし、嘘だとおもうなら、爪が伸びている鍼灸師と伸びていない鍼灸師に、背中に鍼を打ってもらって下さい。

爪が伸びているほうは、押手を作られた瞬間に爪が不快に感じるはずです。
反対に爪が短いほうは、あたりがとても滑らかで鍼に対して恐怖心も軽減します。

特に【この爪】をヤスっておくとgood!

左手の爪をやするポイント
爪を切って、爪をヤするのは基本ですが、
とくに3本の指を念入りにヤスっておくといいでしょう。

ポイント
3本の指とは、
左手の親指、人差し指(ツボの面に触れるところ)
右手の中指(刺入の際に皮膚に触れる)

押手の際に皮膚に当たる面
右手の爪をやするポイント
※右手の中指の爪は、鍼の刺入時に皮膚に当たるため

ぶっちゃけ鍼灸師

爪を切ってヤするだけで、患者さんにかける負担が減ります。
ぜひ、爪のケアをおすすめします!

爪が伸びてても、技術があれば問題ない!?

もし、あなたが「爪の長さは治療技術には関係ない!」と思っているのなら大間違いです。
なぜなら、爪の長さは清潔感にも、直結するからです。

もし、おなじ治療技術の鍼灸師がいたとします。
片方は、【髪の毛がボサボサ・服ヨレヨレ・無精髭ボーボー】このような状態だと、患者さんは不快に感じるでしょう。
爪だって同じことが言えます。

ポイント
想像してください。
あなたが、飲食店に入ったとします。
店の中がホコリだらけで、汚かったら何を食べても「美味しくないでしょう」
それと同じで、爪が伸びて、不潔にみられて、さらに体を触られた時に不快に感じたら、その時点で治療効果はグンと下がってしまうのです。

爪がキレイだと、見た目も清潔で信頼関係を得やすい!

鍼灸師のみなさんへ、「鍼が上手・痛くないと思われるために、まず爪を切りなさい!」と言いました。
普段から爪をキレイにしておくことは、鍼が痛くないと思ってもらえるだけではありません。

見た目の清潔感が断然ちがいます!
やはり、患者さんは同じ先生なら、清潔感があるほうが絶対にいいと思ってもらえます。
また、清潔感があるほうが、信頼関係アップにもつながるので、日頃から爪を切っておくほうがよいと思います。

このページのまとめ

  • 鍼灸治療において、爪が伸びていると想像以上に患者からして不快に感じる(または痛く感じる)なので、鍼灸師が爪を短く切っておくことは最低限のマナーだといえる
  • 爪を切るだけでなく、ヤスリでやするとさらにベスト。とくに肌にふれる3本の指は念入りに
  • 人間の見た目や清潔感というのは、信頼関係に大きく影響してしまう。信頼関係に影響するということは、鍼の治療効果にも影響が出る。よって鍼灸師は爪を短くして清潔にしておくべき

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