日本人に膝痛が多い!正座も悪いけど実は、気候風土にも問題あり!

日本人の膝痛

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

実は日本人に「ひざ痛」が多いって知ってました?

仏壇に手をそえるおばあちゃん
整形外科や整骨院において日本人を悩ます症状ベスト3が【腰痛・肩こり・ひざ痛】です。
ですが、このひざ痛は日本人に特有に多いってご存知でしたか?

日本人に膝痛が多いのはハッキリとした原因があります。
それは正座や畳などの「地べた」に座る習慣があるからと言われています。
正座をすると、膝を圧迫してしまうので、膝痛の原因と言われています。

「正座が原因」ということは、西洋医学での考え方です。
実は面白いことに東洋医学でも、別の原因があるのです!

日本は湿気が多い。

すいか
海外とくらべて、日本の夏は暑いと言いますね。
気温でみると、「日本の夏」と「海外の夏」とは対して変わらないのに、「日本の夏」がとくに暑いと言われる理由は「湿度」です。

日本はじめじめとした暑さがあり、海外と比べてもとくに「日本の夏」は暑いとされています。

東洋医学では、「湿度」が膝痛の原因になる!

それぐらい湿気が多い国が日本なのですが、湿気が多いと湿邪しつじゃという邪気を受けると「東洋医学」では考えられています。

そして、この湿邪は、ひざを痛める原因とされているのです。

ぶっちゃけ鍼灸師

「本当に、湿邪(湿度)が、膝痛の原因になるのか?」
実は、これを裏付ける貴重な体験談があるので紹介します。
それは、患者さんがハワイ旅行に行かれた時のこと、、、

私が聞いた【ある患者さん】からの話です!

飛行機で旅行にでかけるおばあちゃん
その患者さんは、80代の女性でとにかく元気な方でした。
腰痛とひざ痛を慢性的に持っていますが、常に痛いわけではなく、たまに痛くなる程度です。
日常的に、畑仕事を頑張るようなおばあちゃんでした。

あるとき、その患者さんは、家族旅行でハワイに行くとおっしゃいました。

80代でハワイについていくことにも驚きましたが、まあ元気なので、行き帰りの飛行機で腰痛が悪化しないか心配するぐらいのものでした。

ハワイ旅行を目前に、問題発生!

ポイント
ところがハワイの予定日が近づくにつれ、ひざ痛が悪化してしまったのです。
ハワイに行くことに変更はないが、ハワイで歩けなくならないか心配されていました。

それでも前日は、旅行の準備に忙しく、整骨院にもいけず不安を抱えたまま、サポーターを持ってハワイへと旅立たれたのです。

ハワイから帰宅!ひざ痛は?

ハワイイラスト
1週間ほどたち、その患者さんが整骨院にやって来ました。

ポイント
ひざの痛みはどうでした?」
「それが、ち~っとも痛くならずに、助かりました!」
「えー!?」
「ハワイはいいところですよ。暖かいしカラッとしてるし。きっと気候の加減もひざには良かったのでしょうね」

とまあ、こんな体験をしたのでした。
それほど、日本独特の気候がひざに悪い影響を与えているんだな~と思ったのを、今でも覚えています。
(※気圧が低いと、血流が悪くなると科学的にも証明されています。)

ぶっちゃけ鍼灸師

この体験談があって、私は「東洋医学の湿邪が、膝痛の原因となる」これはどうやら本当らしい。と裏付けることができたのでした!
ひざが痛くてつらい、、、と経験されている方は、将来、海外に永住すると体の調子もよく過ごせるかもしれませんよ(*^_^*)

このページのまとめ

  • 日本人に膝痛が多い理由は2つある
  • 1つは、正座をする国民性だから(西洋医学的)もう1つは、湿邪(湿度)が原因で、膝痛が起こる(東洋医学的)
  • 実際に、80代の膝痛の女性が、「海外」に行った途端に、ピタッと膝痛が治まったという体験談もあり

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