ツボってなに?
こんにちは。鍼灸師です。
ツボが体にいいことはみなさんご存知だと思いますが、
でも、「 ツボっていったいなんなのか?」 そのように思ったことはありませんか?
ツボについては、
それでは、
東洋医学 的観点で考えたツボ
もともとツボというのは、東洋医学から考えられたものです。
鍼灸治療の起源は、原始時代にまでさかのぼります。
原始時代では、痛みのあるところを火で温めたり、石で切って
最初はそこから始まったものが、次第に「どこに鍼灸をすれば、このような効果がでる」として、いろいろ場所がまとめられていきました。(ツボの原型)
それが、中国で研究され一つの医学として成立していきました。
そして体の反応点をまとめていった結果が、現在のツボにいたるのです。
ポイント
ツボは、
わかりやすく言えば、
- 経絡=電車の線路
- ツボ=電車の駅
のようなイメージです。
ポイント
東洋医学では、ツボを使うと、経絡の気の流れがよくなります。
気の流れが良くなると、内臓の働きが良くなります。
内臓が良くなると、人間の自然治癒力 (自分で治す力)が高まり、病気が治るというわけです。
要するに、ツボとは各内臓の働きを良くするためや、気の流れや血の流れを良くするための 「体の秘密のボタン」 と思ってもらえればOKです!
気の流れが良くなると、内臓の働きが良くなります。
内臓が良くなると、人間の
要するに、ツボとは各内臓の働きを良くするためや、気の流れや血の流れを良くするための 「体の秘密のボタン」 と思ってもらえればOKです!
西洋医学 的観点で考えたツボ
西洋医学では、トリガーポイントという概念があります。
トリガーポイントとは、「痛みの根本となっている場所」という考え方です。
このトリガーポイントと東洋医学のツボを照らし合わせると実に70%以上も重複していたのです。
トリガーポイントには、神経や血管などが密集している場所でもあり、注射をする治療ポイントでもあります。
当然、神経が密集している場所なので、抑えると痛かったり、気持ちよかったりするのです。
ポイント
トリガーポイントは、以下の目的で治療に使われます。
- 神経を刺激して痛みを抑える
- 血流を良くして痛み抑える
- 筋肉の緊張を和らげて痛みを抑える
最後に!まとめ!
ぶっちゃけ鍼灸師
ツボとは、体を治すための、治療ポイントである。
- 東洋医学で考えるツボは、気の流れをよくするポイント
- 西洋医学で考えるツボは、血の流れをよくするポイント
というふうに、まとめることができます!(*^ω^*)
もっとツボについて詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください↓
ツボについてまとめページ