治療(マッサージ)10分で終われない(短い)

マッサージ風景

ぶっちゃけ鍼灸師

整骨院や病院のリハビリなどでは、
施術(マッサージ)が10分というところも多いでしょう。

ここで、よくある悩みが「10分では短い」という悩みです。

自分自身に自己嫌悪が生じる場合もあれば、
他のスタッフが遅いので困るという悩みもあります。

ぶっちゃけ鍼灸師

そこで、10分でマッサージが終わりやすくなるメンタルをご紹介します。

・物療もやっている

治療院の多くは、マッサージだけではありません。
電気治療(干渉波・低周波など)やウォータベッドもやっています。
いろいろ刺激も与えているし、時間もかけているので

マッサージが10分で終わることに
必要以上に罪悪感を感じなくてもいいのでは…と思います。

・院長(社長)の指示である

そもそもマッサージ10分というのは院長などの、院の代表が決めています。
もし、あなたが雇われの身であり、「10分は短い」と感じていても
ルールには従わないといけません。

どうしても性に合わないのならば、自分で開業するか
よその場所(実費のリラクゼーションなど)に行くべきです。
雇われているのなら、文句を言わずにルールに従いましょう。
(詳しい理由は、以下の文を読めば理解できます)

・保険でやっている

そもそも、治療(マッサージ)が10分という治療院は、
保険取り扱いでやっているところが多いです。

実費で1時間6000円をもらってやっているわけではありません。

ポイント
後期高齢者など1割負担の場合は、
一部負担金が
1回110円~160円程度です。
3割負担なら340円~480円程度です。

生活保護者・自賠責保険の人たちは0円
国のみなさまの税金から負担されています。

なので、患者も10分で納得して、貴院に通っています。
そもそも10分以上してほしかったら、
「町のもみほぐし屋」に行くはずです。
だから、貴院では10分でOKなんです

・やりすぎたら来なくなる(貴院が潤わない)

10分で決められているのに、
マッサージを20分やってしまうと、
本当は週に2回、来ていた人が満足しちゃって週1回に減るかもしれません。

そうなると、貴院の利益は下がります。
別にお金の計算をするわけではありませんが、

あなたの給料は、どこから出ているかということも、
経営者の立場になって考えてみてもいいでしょう。

・混雑しすぎると集客ダウン

7割の患者が病院で待つのを嫌がるというデータがあります。
混みすぎて患者が減り続ければ、

給料ダウン、人員削減だったり
院の存続の危機にもつながるのです。

なので組織(院)で決められたルールを守ることは

組織で働くために重要な意味をたくさん含んでいるのです
自分で自分の首を締めている可能性もあるのです。

・患者を金で見るのか?

前述したような説明をすると「患者を金で決めるのか」と突っ込んでくる人もいるかもしれません。

ですが、仮に20分マッサージをして、Aさんが喜んだとしましょう。
しかし、待合で待っている、患者さんBさんCさんDさんEさんは、
待ち時間が長いし「10分位ででやってるんじゃないのかよ」と不快に感じてきます。

他者を不快にさせてまでやることではありませんので
10分で終わることは悪いことではないのです。

・受付が可哀想

ついつい、マッサージを長くしてしまうあなた自身は、
患者から喜ばれるので、悪い気はしません。

ところが、他のスタッフはどうでしょう。
受付などは、
イライラした空気の中、患者さんを目の前にじっと耐えています。

帰宅時間も遅くなったりします。
なのでルールを破ってまで、回転率を悪くすることは
他のスタッフにも悪いと思いませんか?

・患者は回転率をみている

ここまで話して、予約制ではない治療院を
「混まないようにするのは、不可能だろ」と突っ込んでくる人もいるかもしれません。

もちろんです。だれも混まないようにしろとはいっていません。
回転率が重要と言っています。

たとえば患者の待ちが5番目だったとしましょう。
患者は心のなかで計算をはじめます。

先生が3人いて、マッサージはだいたい10分のはずだから、20分以内には回ってくるか。
それなら待てるなぁと。

患者は回転率を頭の中で計算(予測)しています。
しかし、ルールを守れないために20分でマッサージをしだすと

この回転率が大幅に遅れます。
すると、患者の心では「いつまでかかるんだ?」とイライラが始まります。

・(やめるかもしれないので)結果不幸になる

先程も言いましたが、
7割の患者が病院で待つのを嫌がるというデータがあります。
たまたま待つことはしょうがないにしても、毎回待たされたらどうでしょう。

その人は、ついには足を運ばなくなるかもしれません。
回転率をあげて、待たせなかったらその人は続けて来ていたかもしれません。

だとしたら、その治っていたかもしれない可能性を奪うことになります。
20分のマッサージは一見、善い行いのように見えますが、

実は他者を不幸にさせてしまう可能性もあるので、
混んでいる時は回転率をあげて平等に対応するという
優しさをもってもいいのではないでしょうか。

・10分ではそもそも無理

「理由はわかっていても10分では患者を治せない」と言う人があるかもしれません。
重々承知しています。
考えてみてください、治療院に来る人はどんな人ですか?

症状をこじらせていたり、退行性変性(老化)が加わっているような状態を
たった数回で、10分で治すことは不可能に近いです。

ですので、最初から気負わずともいいのです。それが普通なんです。

もし、「治ったことがある」のならば、
たまたま神業てきなことが起こることもあるでしょうし、
プラセボ効果だったり、放っておいても治っていた人かもしれません。
重要なのは、決められたルールを守ることです。

・10分でも短くない

「それでも10分では短く感じる」という人があるかもしれません。
では、10+10はいくつでしょうか?
20ですよね。

今日10分やって、明後日10分やったら合計は20分
誰も患者の回数が制限されるとは言っていません。

患者は何回でも来院できるのです。
それならば「痛い間は続けてきてください」と言えば、
100分でも200分でもマッサージできる機会はあるのではないですか?

・量より質

人によっては「10分で満足させる自信がない」と言うかもしれません。
では、こんな話を聞いたことはないですか?

勉強をダラダラやるよりも、短時間で集中したほうが効率的だと。
マッサージも同じことがいえます。

ダラダラ20分やるよりも、全力で集中した10分のほうが効果は高いでしょう。
できる範囲でよいので集中し治療してあげれば、
それだけ罪悪感は減る
のではないでしょうか?

・筋肉名をメモればよい

「それでも、ほぐせなかったところが気になる」という人があるかもしれません。

だったらそのほぐせなかったところをカルテに書いて、
次回にその部分を集中してほぐせば同じことではないですか?

たとえ自分が担当しなくても、別の担当者がカルテをみてほぐしてくれるでしょう。

・治療以外にもできることはある

それでも「なんか治療家として納得できないな」という人があるかもしれません。

だったらマッサージ以外でできることを探してみてはいかがでしょうか?

自宅でできるストレッチを教えてあげたり、
サポーターをはめるように教えたり、
冷やさないような生活を教えたり、
優しい笑顔で接したり

マッサージ以外でもできることはあるのではないですか?

・患者が不公平に感じる

A先生は、きっちり10分で終わる。
かたやB先生は毎回15分で終わる。
これだと、患者の目には不公平に映ります。

人よっては文句を言ったり、
よその院に言ったり、
B先生を指名してきたり

など、さまざまな二次災害を引き起こします。
なので、いろいろなトラブルを避けるためであり、
それは、患者にも従業員にもマイナスとなります。

なので、組織で設けられたルールは守るほうがいいのです。

具体的な改善法

ぶっちゃけ鍼灸師

ここからは、具体的な改善法をご紹介します。
※明らかに実務経験が少ないスタッフがいる場合はやるべきではありません。
せめて、2年以上の経験者に限ります。

・タイマーで計る

整骨院でタイマーを計るところは少ないでしょうが、
言われ続けているのに10分でできない人は、

矯正しないかぎり10分で終わらすことはできません。
なので、ストップウォッチを使い
タイマーで計ることをすれば、スタッフが平等に
10分で終わらすことは可能です。

・順番を表にする

患者の名前を表にする
施術スタッフの名前を表にして
そこに、患者さんの名前を記入していくようにします。

多少、患者の順番が前後したりもしますが
このやり方で、いつまでも10分で終われなかったスタッフが
ある程度矯正できたりします。

ぶっちゃけ鍼灸師

以上となります。
・マッサージが罪悪感で10分で追われない
・10分で追われないスタッフがいる
という場合は、参考にしてみてください。