ぶっちゃけ鍼灸師
よく効くので参考にしてくださいね!
鍼灸師が画像でわかりやすく解説しています。
もくじ(クリックで飛びます)
下痢のツボその1【 太白 】
ツボ【太白】の効果
消化機能を整える効果があります。
下痢だけでなく、便秘や食欲回復にも効果を発揮します。
ツボ【太白】の場所
足の親指の内側に人差し指を置きます。
足の表と裏の色の境目をたどりながら、
かかとの方へ人差し指をなぞっていき指が最初に止まる所です。
へこんでいます。
ツボ【太白】の指圧方法
図のように親指で指圧して下さい。
下痢のツボその2 【合谷】
【合谷】の効果
いろいろな症状に使われる万能なツボですが、胃腸トラブルにもよく効きます。
【合谷】の場所
![ツボ 合谷の探し方](https://k-kori.com/img/goukoku21.jpg)
手の親指と人差し指の根本にある
「Vの字」の骨から少し先端に向かったところがへこんでいます。
そこから、やや人差し指によったところです。
合谷を押さえると、とても痛いです。
【合谷】の指圧方法
図のように、親指で指圧して下さい。
下痢の「耳ツボ」
下痢のツボは、お灸のほうが効果的です。
ツボ刺激は指圧よりもお灸のほうが効果が高いです。
お灸はせんねん灸で構いませんのでやってみましょう。
せんねん灸は、薬局・通販で手に入ります。
下痢のツボは、どれくらい続けると効果あるの?
下痢が続いている期間は、続けてみましょう。
目安としては、3日間ほどです。
朝晩やっておきましょう。
下痢が1週間以上も続く場合は、病院へいくことをおすすめします。
下痢のツボの効果を高めるためにして欲しいこと
人間は、
慢性的にストレスを感じている場合は、下痢になりやすくなるので、ストレスを軽く受け止めたり、リラックスできるように過ごしてみましょう。
そのほうが下痢のツボ効果も高くなります。
下痢の原因は?
- 食べ過ぎ・早食いによる消化不良
- 体に害のあるもの(腐敗物など)食あたり
- 腸の機能が低下しているために起こる
下痢や軟便が、日ごろから続く場合は、腸の消化機能が衰えている可能性が高いので、ぜひとも下痢のツボを刺激してみてください。
食あたりの下痢は止めない方がいい!
下痢の原因には3種類あると紹介しました。
この中で、食あたりによる下痢の場合は、
止めない方がいいです。
理由としては、この下痢は体に有害なものをすぐに外へ出そうという反応です。
それを無視して下痢を止めると、体に有害なものをとどめておくことになるので、気をつけて下さい。
下痢が長期間続いたり、便秘と下痢を繰り返す場合
長期間の下痢・便秘・下痢を繰り返す症状として、「
過敏性腸症候群では、西洋医学では明確な治療法は確率されておりません。
がしかし、東洋医学では鍼灸によって改善するケースがあります。
どこの鍼灸院でも良いわけではなく、「大腰筋刺鍼」というテクニックを扱っている鍼灸院ならば、過敏性腸症候群に効果的だと思いますので、ホームページなどを探してみましょう。
このページのまとめ
- こちらで紹介した下痢のツボは、急性の下痢でも、慢性の下痢でもどちらでも効く
- 急性の下痢で、「食べたものが悪かった」「風邪を引いた」という場合は、下痢を止めないほうがよい。理由は、体に悪いものを早く出そうとする反応なので、下痢として早く出したほうが良い。