下痢のツボ!急な下痢をすぐに止めたい!慢性の下痢にも効く!

ぶっちゃけ鍼灸師

こちらでは下痢のツボを2つ紹介しています!
よく効くので参考にしてくださいね!

鍼灸師が画像でわかりやすく解説しています。

下痢のツボその1【 太白たいはく

ツボ 太白
【太白】たいはくと読みます。

ツボ【太白】の効果

消化機能を整える効果があります。
下痢だけでなく、便秘や食欲回復にも効果を発揮します。

ツボ【太白】の場所

ツボ 太白の探し方1
足の親指の内側に人差し指を置きます。

ツボ 太白の探し方
足の表と裏の色の境目をたどりながら、
かかとの方へ人差し指をなぞっていき指が最初に止まる所です。
へこんでいます。

ツボ【太白】の指圧方法

ツボ 太白の指圧方法
図のように親指で指圧して下さい。

下痢のツボその2 【合谷】ごうこく

ツボ 合谷
【合谷】ごうこくと読みます。

【合谷】の効果

いろいろな症状に使われる万能なツボですが、胃腸トラブルにもよく効きます。

【合谷】の場所

ツボ 合谷の探し方
手の親指人差し指の根本にある
「Vの字」の骨から少し先端に向かったところがへこんでいます。

そこから、やや人差し指によったところです。
合谷を押さえると、とても痛いです。

【合谷】の指圧方法

ツボ 合谷の指圧方法
図のように、親指で指圧して下さい。


ポイント
下痢の「耳ツボ」はこちら↓
下痢の「耳ツボ」

下痢のツボは、お灸のほうが効果的です。

ツボ刺激は指圧よりもお灸のほうが効果が高いです。
お灸はせんねん灸で構いませんのでやってみましょう。
せんねん灸は、薬局・通販で手に入ります。

下痢のツボは、どれくらい続けると効果あるの?

下痢が続いている期間は、続けてみましょう。
目安としては、3日間ほどです。
朝晩やっておきましょう。
下痢が1週間以上も続く場合は、病院へいくことをおすすめします。

下痢のツボの効果を高めるためにして欲しいこと

人間は、脳腸相関のうちょうそうかんといって、ストレスが腸に影響を与えやすいです。
慢性的にストレスを感じている場合は、下痢になりやすくなるので、ストレスを軽く受け止めたり、リラックスできるように過ごしてみましょう。
そのほうが下痢のツボ効果も高くなります。

下痢の原因は?

下痢の女性

ポイント
下痢の主な原因は、

  • 食べ過ぎ・早食いによる消化不良
  • 体に害のあるもの(腐敗物など)食あたり
  • 腸の機能が低下しているために起こる


ポイント
※食あたりの下痢の場合は、急に起こり、また水のような下痢になります。

下痢や軟便が、日ごろから続く場合は、腸の消化機能が衰えている可能性が高いので、ぜひとも下痢のツボを刺激してみてください。

食あたりの下痢は止めない方がいい!

女の子 下痢
下痢の原因には3種類あると紹介しました。

この中で、食あたりによる下痢の場合は、
止めない方がいいです。

理由としては、この下痢は体に有害なものをすぐに外へ出そうという反応です。
それを無視して下痢を止めると、体に有害なものをとどめておくことになるので、気をつけて下さい。

下痢が長期間続いたり、便秘と下痢を繰り返す場合

長期間の下痢・便秘・下痢を繰り返す症状として、「過敏性腸症候群かびんせいちょうしょうこうぐん」があります。
過敏性腸症候群では、西洋医学では明確な治療法は確率されておりません。
がしかし、東洋医学では鍼灸によって改善するケースがあります。
どこの鍼灸院でも良いわけではなく、「大腰筋刺鍼」というテクニックを扱っている鍼灸院ならば、過敏性腸症候群に効果的だと思いますので、ホームページなどを探してみましょう。

このページのまとめ

  • こちらで紹介した下痢のツボは、急性の下痢でも、慢性の下痢でもどちらでも効く
  • 急性の下痢で、「食べたものが悪かった」「風邪を引いた」という場合は、下痢を止めないほうがよい。理由は、体に悪いものを早く出そうとする反応なので、下痢として早く出したほうが良い。

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