鍼灸師のメリット・デメリット!鍼灸師になって良かった?悪かった?

鍼灸師になって良かった?悪かった?

鍼灸師のメリット・デメリットをまとめてみました!

鍼灸師

ポイント
これから、鍼灸師になろうと思っている方は、
「鍼灸師になって良かったところ・悪かったところ」
「鍼灸師のメリット・デメリット」
など、検索に打ち込んで調べるかもしれません。
そこで鍼灸師である私が「鍼灸師のメリット・デメリット」を紹介しておきます。

もちろん、良かったところだけでなく、悪かったところと両方、紹介しておきますね。
参考にしてみてください。

鍼灸師のメリット(なって良かったところ)

自分自身の肩こり・腰痛が改善できる

肩こり男性
これは、一番良かったと思ってます。

肩や腰など手の届く範囲で鍼をしたり、また手足のツボを使って肩こり・腰痛だけでなく、頭痛・冷え性・便秘など、体のさまざまな不調を自分で改善できるのは、大きなメリットです。

家族・友人の治療をしてあげられる!

自分だけでなく家族・友人など「身の回りの大切な人」を治療してあげられるというのは、良かったところですね。

病気に詳しくなる

ポイント
鍼灸師になるために、いろいろな病気の勉強をします。
肩こり・腰痛だけでなく「心疾患・脳血管障害・がん・腫瘍・膠原病・アレルギー」などなど、ここに書ききれないほど、たくさんの病気を勉強します。
じゃあ、病気に詳しくなると何がメリットなのか?
ポイント
一番感じるのは、多くの病気が怖くなくなることです。
たとえば、「めまい」なんかでも、脳から来ているのか肩こりから来ているのかなどなど、多くの病気の機序を知っているので、一般の人よりも病気に対して不安が少ないです。

また、身の回りの人が病気になったときも「メカニズムを説明してあげて、必要以上に不安になることはないよ」とアドバイスをあげる事もできますよ。

健康志向になる

ストレッチ 女性
鍼灸師といえども、栄養学や生理学を勉強します。

また、患者さんと会話するための知識を日頃から得ようと、常に健康のアンテナを張っています。

そうすることで、健康に関してかなり詳しくなれたり、自身も健康になれるのはうれしいです。

社会的地位が多少上がる

鍼灸師の社会的地位といっても、別にたいしたことはないです。

ですが、それでもなにもないよりかは、国家資格をもっているというのは、社会的地位が多少なりとも上がると思っています。

仕事がラク

土木作業員
仕事がラクかと言えば、意見がわかれるかもしれません。
ですが、私の友達を例にして話をしましょう。


ポイント
私の友達に土木作業しか経験のない者がいます。
そんな友達は、いつもこんな愚痴をこぼしています。

  • 毎日、毎日、重労働で体が悲鳴をあげている。
  • 現場の人間は、怒鳴ったりと怖い人が多い
  • 同僚の若い悪ガキ(ヤンキー上がり)にバカにされる
  • 仕事が無い、、、

その点、鍼灸は重労働とまではいきませんよね。
だいたい、室内で働くので、重労働のような環境で働くことはないでしょう。

ぶっちゃけ鍼灸師

また職場は、全員が医療従事者となるので最低限の教養を身につけた人が多いです。
つまり、怒鳴ったりする人は本当に少ないです。
鍼灸師自体が、人を相手にする職業なので、人との接し方を勉強している方、つまり精神的に大人の方が多いです。

給料が上がる

コンビニ店員
やはり、資格ということだけあって、時給が高いところもメリットとしてあげられるでしょう。
例えば、コンビニのアルバイトが時給850円なのに対して、鍼灸資格があると時給が1100円~1500円くらいだったりします。

ポイント
※ただし、鍼灸院や整骨院での見習いだと、時給が800円なんてところがありますが、これには、修行代が含まれているという考えのもとです。

独立開業権がある

鍼灸師は、独立して開業する事ができます。
なので、将来、独立願望がある人にとったらメリットですね。

治療という仕事はやっぱり楽しい

これは、人によると思いますが、人間の治療というのは、「楽しいと感じる仕事」だと思っています。

また、人に喜ばたり、感謝されるというのも、鍼灸師になって良かったところですね。

鍼灸師のデメリット(悪かったところ)

さて、ここからは反対に、鍼灸師のデメリット(なって悪かったところ)を紹介していきます。

学費が高い!

お金のマーク
学費が高い!これにつきますね!

3年間でだいたい500万円くらいします。
ローンもありますが、それでも高額なので大変ですね。

別に将来が約束されるわけではない!

先ほども触れましたが、鍼灸師ぐらい別にたいしたことありません。
鍼灸資格をとれたからといって、将来を約束されるなんて絶対にありえません!

卒業してすぐに開業したところで、最近ではどこでも鍼灸院なんてありますし、治療技術も未熟者です。

患者さんを確保するのには相当の努力が、専門学校を卒業してから必要になります。

時に人間相手の仕事が辛いと感じるときも

女性看護師

ポイント
わかりやすく、看護師さんを例にだしましょう。
看護師さんは、「白衣の天使」というイメージがあったりしますよね。

ですが、実際は入院患者の下の世話をしたり、重たい体を持ち上げたり、精神疾患のある方から罵声ばせいを浴びたり、、、というのが実際です。

それと同じことが鍼灸師にも言えるのです。
鍼をしたからと言って、すべての症状を緩和できるわけもなく、すべての人を満足させられるわけではないのです。

注意
時には、患者との接し方に悩むこともでてきます。
それでも、いろいろな事を許容しないといけないというのは、医療においての鉄則です。
良い面だけが、あるわけではないことも知っておいて下さい。

保険が利くからと油断できない

鍼灸治療では保険適応が認められていますが、ただし医者の同意書が必要という条件があります。

また、不況のせいで保険者(保険を認めてくれる者)も厳しくなってきているので、保険者によっては同意書があっても保険適応を認めないなどのケースもあります。

ぶっちゃけ鍼灸師

つまり、「保険適応が難しくなっている」というのが現状です。
実費治療で行う場合は、このデメリットはまったく問題ありません。

ライバルが多い

鍼灸師たち
私達の時代は「人がやっていない職につけば、安定する。」なんてよく言われました。
残念ながら、鍼灸師はもはや、飽和状態です。

現在では、毎年数千人という鍼灸師が誕生しています。
つまり、それだけライバルが多いのです。

ポイント
あなたの家の周りにも「鍼灸」と看板をかかげているところが多くありませんか?

ましてや、今後も増えていくことが予想されます。
最近では、美顔鍼灸やエステ鍼灸など、なにかに特化して、集客している先生も珍しくありません。

結局やめる人もいる

せっかく高い学費を払って、一生懸命勉強して、独立までしたのに、食べていけずに、別の仕事をする人もいます。

また、午前中はパートにでて、午後から鍼灸をやるという人なんかもいます。

いかがでしょうか?

鍼灸師
いかがですか?
鍼灸師のメリット・デメリットをあげてみました。

すべての仕事において言えることですが、良いことばかりではないです。
また、お金を稼ぐ(成功する)という意味では、相当の努力が必要になってきます。

ポイント
こちらのページでは、「鍼灸師になろうかどうか考えている人」に向けたページになっています。
鍼灸師になるのがおすすめの人というのは、人に優しくできる人だと思っています。
反対に人間が好きでないのなら、やめたおいたほうがいい職業ですよ。
参考にしてみてください。

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