「目の奥の痛み」原因(前頭部痛)

目の奥の痛み

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

「目の奥の痛み」
を訴える人は多いと思います。
目の奥が痛いと「脳の病気なのか?」と不安になるかもしれませんが、
ほとんどは首コリによるものが多いです。
この動画ではその理由をご紹介します。

なぜ目の奥が痛くなるのか

神経は影響を受けると、(繋がりがあれば)
離れた場所でも痛みを感じるという特徴を持っています。
神経の痛み解説図
それをふまえたうえで、目の奥に神経を出す三叉神経さんさしんけいがあります。
三叉神経
三叉神経は三叉神経脊髄路核さんさしんけいせきずいろかくという経路で、首の後ろの神経【上位頸神経じょういけいしんけい(C1~C3)】とつながっています。
三叉神経脊髄路核
上位頸神経はさらに、後頭下神経こうとうかしんけい大後頭神経だいこうとうしんけいなどに枝分かれするのですが、
後頭下神経 ・大後頭神経
これが首コリによって圧迫されると、その痛みパルスが、目の奥で悪さをすると考えられています。

「パソコン作業」「下を向く人」は要注意

先程の、後頭下神経・大後頭神経というのは、
後頭下筋群こうとうかきんぐんという筋肉がこって固くなると影響を受けます。
後頭下筋群

注意
そして、この後頭下筋群を痛めやすい人は、「パソコン作業」や「下を向く人」なのです。
なぜなら重たい頭を支えている筋肉であり、長時間下を向いて仕事している人は、たいていここが悪くなっています。

前頭部が痛む場合も

前頭部痛 イメージ
ちなみに、三叉神経領域には、目の奥だけでなく前頭部もあるので、
前頭部の頭痛がある人も後頭下筋群が悪い可能性があります。

首コリの可能性が高い

もちろん、目の奥の痛みはその他の原因が隠れている場合もあるでしょうが多くは首コリが原因だと思います。

その理由として、「肩こり・首コリ」は日本人のほとんどが訴えますし、
パソコンやスマホで首を酷使する人がほとんどだからです。

また、西洋医学ではコリが原因で痛みが出るという概念が乏しいです。

ぶっちゃけ鍼灸師

なので、いろいろと病院にいっても「目の奥の痛み」改善しない場合は、
首コリを改善してくれる「マッサージ・鍼灸・整骨院」などに行ってみるとよいでしょう。