上頸部の鍼の効果(内科系疾患)

上頸部 鍼の効果

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

上頸部(C1~C3)の中国鍼は 肩こり・五十肩などの整形外科疾患だけではなく
頭痛・三叉神経痛・顔面麻痺・歯痛・口内炎・舌炎・鼻詰まり・喉の痛み・眼疾患・耳疾患などにも効果があります 

理由としては 上頸部を緩めることによる 頭部の血流回復神経の圧迫を改善させることにより効果があります 

たとえば 顔面神経のように側頸部から出てくる神経があったり
上頸部の脊髄神経三叉神経脊髄路核さんさしんけいせきずいろかくなどでつながりがあったりするからです 
三叉神経脊髄路核
なので 前述した症状には 局所のツボだけではなく
上頸部の筋肉をしっかりと緩めてあげることにより効果が高まります 

ただし あくまでも上頸部の絞扼が悪影響を及ぼしている場合に限ります

ポイント
3回ほど刺鍼してもまったく変化がない場合は
別の原因があると思いますので
専門病院に見てもらうほうがよいでしょう 

逆に 病院に通っているけれども治らない場合は
首の鍼によって治る可能性もあるといえます