ぶっちゃけ鍼灸師
こちらでは、鍼灸師向けに
捻転補瀉法・提挿補瀉法について、画像でわかりやすく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
捻転補瀉法・提挿補瀉法について、画像でわかりやすく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
もくじ(クリックで飛びます)
用語を簡単に解説
補法
虚しているツボに対して、補うような刺激を与えること
瀉法
実施ているツボに対して、抜く(散らす)ような刺激を与えること
捻転
刺入中に、鍼を回転させる操作のこと
提挿
刺入中に、鍼を上下させる操作のこと(
捻転補瀉法の主な3つ(捻転の補瀉)
捻転補法
- 回転角度:90度以内(エネルギーを与えるイメージ)
- 回転頻度:120回/分
- 回転方向:正中線に対して求心性
捻転瀉法
- 回転角度:120度以上(邪気を散らすイメージ)
- 回転頻度:60回/分
- 回転方向:正中線に対して遠心性
捻転平補平瀉法
- 回転角度:90度~180度
- 回転頻度:60~120回/分
- 回転方向:方向性なし
回転方向のわかりやすい図解
提挿補瀉法の主な3つ(雀啄の補瀉)
提挿補法
- 速度:緊按慢提(素早く刺入・ゆっくり引き上げる)補うイメージ
- 力作用:重挿軽提(力強く刺入・軽く引き上げる)
- 提挿幅:0.5寸
提挿瀉法
- 速度:慢按緊提(ゆっくり刺入・素早く引き上げる)抜くイメージ
- 力作用:軽挿重提(軽く刺入・力を入れて引き上げる)
- 提挿幅:0.5寸
提挿平補平瀉法
- 速度:慢按緊提(刺入・引き上げが同じ速度)
- 力作用:軽挿重提(刺入・引き上げが同じ力)
- 提挿幅:0.5寸