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【小腸のガン】は存在しない
日本の死因第1位にもなり、日本人の2人に1人が、ガンになると言われている時代です。
そんな怖い病気のガンですが、ガンは体のどこにでもできる可能性があります。
しかし、小腸ガンはほとんどできず、
発祥率は0.03%と極めて低いのをご存じですか?
では、なぜ小腸ガンが少ないのでしょうか?
秘密は、小腸の驚くべき2つの特徴に隠されていたのです。
1:腸に免疫細胞が集中している。
人間は、食べ物から栄養をとらないと生きてはいけません。
現代では、国内の食の安全性はかなり高いですが、その昔、哺乳類が誕生した時代にまでさかのぼると、食べ物を摂ると同時に、病原菌を摂取するリスクが非常に高いのが当たり前でした。
そのために、腸という器官に病原菌をやっつける免疫機能が集中していることになります。
免疫細胞が集中する臓器(小腸)だからこそ、小腸にガンはできない!
小腸は、人間の体の中で、一番免疫細胞が多い臓器と説明しました。
免疫細胞が多いが故に、たとえ小腸内でガン細胞が、発生したとしても、、すぐにやっつけるので小腸ガンができないのです。
これこそが、小腸ではガンができない理由です。
しかし、免疫力によって、発見次第すぐに死滅させているのです。
2:小腸の生まれ変わり速度が早い!(3日で生まれ変わる)
人間の細胞は絶えず生まれ変わっています。
3ヶ月~6ヶ月もすれば、全身の細胞は生まれ変わっているのですが、各器官ごとによっては生まれ変わるサイクルが違うのです。
筋肉が60日で生まれ変わるのに対して、小腸は3日で生まれ変わるという猛スピードです。
このサイクルの早さもガンができにく理由と言われています。
心臓にもガンはできない
また、心臓もガン(つまり悪性腫瘍)はできにくいとされています。
その理由は絶えず素早く動き続けているのが理由だそうです。
ガンを予防するには、免疫力を高めよう!
前述したように、免疫力が高いとガンを予防できます。
免疫力を高めるためには、ストレス・食生活が重要になってきます。
ストレスについて
ストレスを長期的に感じてしまうと、免疫力が下がります。
この理由は、脳腸相関といい、脳と腸は連動しています。
ストレスを感じると、腸の働きが悪くなり便秘だけでなく免疫力まで下がってしまうのです。
(腸内に免疫細胞が密集しているため)
食生活について
食生活が乱れていると、胃腸にとても負担がかかります。
胃腸に負担がかかった結果、腸内環境(腸内フローラ)が乱れて、免疫力が下がります。
食生活のポイントとしては、食べすぎない・消化に良いものを重点的に食べることです。
このページのまとめ
- 小腸にはガンはできない。理由は、免疫細胞が一番密集している場所&サイクルのスピードが早い臓器のためにガン細胞ができにく・できてもすぐにやっつけられる
- ガン予防には、腸内環境を整えることが大事・腸内環境を整えることは、免疫細胞を活性化させてガン細胞が発生したとしても、すぐに死滅させるため。
- 腸内環境を整えるためには、ストレス・食生活が重要となる。