動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
以下、画像による解説です。
ぶっちゃけ鍼灸師
今回は、腰痛の原因がどこなのか判別方法を紹介します。
「筋肉が硬くなり起こる腰痛」に限定している判別法となりますので
あらかじめご了承ください。
「筋肉が硬くなり起こる腰痛」に限定している判別法となりますので
あらかじめご了承ください。
1:起立筋(多裂筋)が原因
・腰の中央付近に痛みを訴える
・前屈すると痛い
・背骨のすぐ横を押すと痛い
ぶっちゃけ鍼灸師
この3つの条件が揃えば、起立筋を疑っていきましょう。
また、筋肉は表層筋(最長筋)よりも深層筋(多裂筋)のほうが硬くなりやすいです。
起立筋に鍼をしてもなかなか治らない場合は、
刺入深度が多裂筋に届いてないからかもしれません。
また、筋肉は表層筋(最長筋)よりも深層筋(多裂筋)のほうが硬くなりやすいです。
起立筋に鍼をしてもなかなか治らない場合は、
刺入深度が多裂筋に届いてないからかもしれません。
2:腸肋筋・腰方形筋が原因
・腰椎から外側10cmあたりに痛みを訴える
・側屈や回旋すると痛む
・腰の外側から中央に向けて押すと痛む
ぶっちゃけ鍼灸師
この3つの条件が揃えば「腸肋筋・腰方形筋」を疑っていきましょう。
3:大腰筋が原因
・腰の中央付近に痛みを訴える
・後屈すると痛い
・仰向けで寝ると痛い
・腰を押しても圧痛がはっきりしない
・下肢の症状を伴う
・せき・くしゃみをすると腰に響く
ポイント
これらの条件が揃えば大腰筋を疑っていきましょう。
大腰筋は、深部にあるので腰を押さえても圧痛がはっきりでません。
仰向けになると、起始・停止が伸びるので痛みます。
腰神経叢は大腰筋の中を通るので、「下肢症状の有無」が一つの判別になります。
せき・くしゃみをすると横隔膜が激しく動きます。
大腰筋の上部は胸椎12番に付き、横隔膜に接しているので痛みがでます。
大腰筋が萎縮してしまうと「せき」をしても痛みは出ません。
複数もあります。
腰痛が慢性化していれば、複数の筋肉を痛めているケースもあります。
その場合は、判別法が複数、表れるようになります。
個人差があります
前述した判別法は、個人差が出たりしますので、
完全にハッキリと表れない場合もあります。
鍼で確認できる
実際に、推測した筋肉に刺してみて硬ければ、
痛みの原因になっている可能性が高まります。
逆に、柔らかければ推測を外していることになります。
ぶっちゃけ鍼灸師
いかがでしょうか?
この判別法ならば、問診と触診だけでことたります。
また個人差はあるものの再現性の高い判別法となりますので ぜひ参考にしてください。
この判別法ならば、問診と触診だけでことたります。
また個人差はあるものの再現性の高い判別法となりますので ぜひ参考にしてください。