「ただの肩こり」でも病気が隠れている場合がある

肩こり 女性 イメージ

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


本当は恐い、、、肩こりでも病気が隠れている場合がある!

医者
肩こりの原因には、「単なる肩こり」だけではありません!
実は病気が隠れている場合があります。

ぶっちゃけ鍼灸師

ではどんな病気かといいますと、、↓

肩こりの原因となる病気

  • 狭心症きょうしんしょう
  • 高血圧
  • 低血圧
  • 胆石
  • 胆のう炎
  • 更年期障害
  • 貧血
  • がん
  • 胸膜炎きょうまくえん肺結核はいけっかく
  • 慢性扁桃炎まんせいへんとうへん
  • 蓄膿症ちくのうしょう
  • 虫歯、歯周病
  • などなどがあります。

どうやって【ただの肩こり】と見分けるのか?

理学療法士
「なかなか良くならない肩こり、、、」
その原因には病気が隠れているかもしれないと聞いたら、ちょっと心配になりますよね。

ではどうやって、「ただの肩こり」・「病気が原因の肩こり」を見分けるのでしょうか?
こちらでは、判別方法を紹介しているので参考にしてみてくださいね。

ただの肩こり病気が隠れている肩こり
痛みかた体を動かしたときじっとしてても痛い
痛む時間帯朝・夕方に痛みやすい1日中痛い
痛む場所おもに肩が痛い胸のあたりも痛む
痛みの程度重だるい刺すような痛み

判別方法1:何をしたら痛いか?

肩こりとは、筋肉の緊張によって起こるものです。
ですから、体を動かしたと同時に痛みが走る場合は、肩こり由来の可能性大です。

ポイント
逆に、なにもしていないのに痛む。
横になっていても痛む。

という場合は、病気が隠れている可能性があるので、病院に早めに行ったほうがよさそうですね。

判別方法2:痛む時間帯は?

肩こりの場合、痛む時間に特徴があります。
その特徴は、朝と夕方(夜)です。

ポイント
朝の場合、人間の体は血流が低下している状態です。
また、体のエンジンがかかっていない状態なので、肩こりや腰痛の場合は朝に痛むことも多いです。
そして、夕方(夜)というのは、仕事でさらに筋肉が疲労するので、痛みが増すということです。
逆に、時間帯に関係なく一定のリズムで痛む場合なんかは、病気を疑ってもいいかもしれません。

判別方法3:痛む場所は?

これも人によってさまざまなんですが、
狭心症の場合は、胸の辺りが締め付けられる感覚を伴うことがあります。
なので、そのような症状がでたらすぐに病院に行きましょう。

判別方法4:どのような痛み?

慢性の肩こりの場合は、主に重だるさなどがつらかったりします。
ですが、ただの肩こりでも、筋肉が異常に硬くなっているケースがあります。
この場合は結構痛かったりします。

ポイント
素人には、わかりにくい場合もあるので、ご自身で「いつもと痛み方がちがう、、変だ、、」と思ったらすぐに病院に行きましょう!

素人ではわかりにくい場合もあるので、「おかしい!?」と思ったら病院に行ってください。

病院のスタッフ
上記の例では、なかなか素人ではわかりにくい場合もあります。
なので、迷ったらとにかく病院(もしくは治療院)に行くようにしてください!

ほったらかしは、知らず知らずのうちに悪化させていくおそれがあります。
自分で「肩こりぐらいで大げさだ!」と片付けずに病院か、治療院のどちらかに行きましょう!

病院のメリット

  1. 診断技術が優れている。
  2. 保険が効く

病院のデメリット

診察時間が短いので、こちらの要望を伝えにくい。
とくに総合病院は、3時間待って、3分診療といわれるほど

治療院のメリット・デメリット

治療院(整骨院・鍼灸マッサージなど)のメリット
話をゆっくり聞いてもらえる

治療院(整骨院・鍼灸マッサージなど)のデメリット

保険が利かない場合がある
精密検査などでしかわからない疾患を見落とされる可能性もある。
迷った場合はとにかく病院に行き、診断を受けてください。

このページのまとめ

  1. 肩こりでも病気が原因によって起こっている場合がある
  2. 「ただの肩こり」か「病気が原因かの肩こり」かは、特徴をまとめたので参考に。
  3. 素人では、なかなか判断が難しい場合もあるので、おかしいと思ったらまずは病院にいきましょう。

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