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なぜ痛みって必要なの?
つらい肩こり・腰痛など
体の痛みが続いた場合、
「もう痛いのイヤ!いらない!」なんて思ったことはありませんか?
確かに、痛みがあると気分的にも沈んでしまいますし、
仕事・日常生活・人間関係にまで悪影響を及ぼしてしまいます。
「それなら痛みなんてなければ、もっと幸せなのにな~」って思いたくもなりますが、そうはいきません。
人間にとって痛みとは必要不可欠なものなのです。
では、どのように痛みが必要なのか、もう少し具体的に解説しましょう!
たとえば、このようにして痛みは必要なのです。
肩こり・腰痛の痛みの場合
なかなか治らない肩こり・腰痛を例にしてみましょう。
慢性的な肩や腰の痛みに悩まされているのならそれは、
根本的原因として、生活習慣が悪いと考えられます。
姿勢が悪く関節に負担をかけていたり、食生活が悪かったり、睡眠不足だったり、
などなどそれらの悪い生活習慣があり、「このままじゃいけないよ!」と、体のサインとして痛みが教えてくれているのです。
これは、体が冷えたために血流や代謝が悪くなり、結果的に痛みを生じるのです。
つまり、「体が冷えているぞ~!」っていうサインなのです!
喉の痛みの場合
喉の痛みなんかは、本来は粘膜のバリアによって体外のウイルスや細菌の侵入を防いでいますが、
抵抗力が弱っているときに、ウイルスや細菌が増殖しだしたときに痛みとして知らせるのです。
喉が痛いとなると、「風邪を引いたかな?」と思ってみなさん用心するでしょ?
内蔵の痛みの場合
目に見えない部分ですから、何が起こっているのか、わかりません。
ですから、痛みとして知ることにより早期発見をすることができるのです。
ぶっちゃけ鍼灸師
では、これらの痛みを感じないとどうなるのか?
より具体的に解説しましょう!
もしも、体のサインである「痛み」を感じなかったら、体は大変なことになる!
一番わかりやすくいうと、もし足に釘を踏んづけて、出血をしているのに、釘をぬかずにそのまま歩き続けたらどうでしょう。
出血多量で死んでしまう可能性もあるのです。
では、肩こり・腰痛・その他内蔵の痛みなど「目に見えない痛み」はどうか、、、
もし、目には見えないけど体にダメージがあるのに痛みを感じなかったら、普段通りに体を動かしてしまいます。
そうなると、体のダメージはますます強くなり、さらに悪化させてしまうのです。
ですが、痛みがあることで、使いすぎを制限するようにしてくれるのです。
休息は炎症やダメージを早く治すために必要なことなのです。
つまりは、痛みによって組織が傷ついていることを知らせてくれます。
この時、体の中ではプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。
これは、炎症を起こして痛みを知らせてくれると同時に、血流を増加させて回復を促してくれるのです。
痛みを放っておかない!あとあと大変なことになる!
それでも、痛みがあっても放っておく人っていますよね。
確かに痛みを放っておくと、自然となくなる場合もあります。
がしかし、痛みには時に、ひどくなっていく場合があります。
内蔵が原因の可能性があります。
早期発見のためにも、専門的に診てくれる病院などを受診しましょう!
このページのまとめ
- 人間にとって痛みを感じることは必要なサインである
- 痛みを感じることがなければ、サインに気づかずに体をどんどん悪くしてしまう
- 痛みを感じたら、放っておかずにすぐに、対処したほうがよい