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鍼灸師の開業はいつしたほうがいい?
鍼灸師のあなた!
鍼灸院を開業するのは、「いつがいいのか、、、、」「修行は何年積めば、、、」と悩んでいることでしょう。
人によっては、学校を卒業(資格を取得)してから、5年とか10年とか思う人もいます。
しかし、その答えは、、、資格を取得してから「すぐ」です!
「そんな早すぎる、、、」と思うかもしれません。
では、その理由をお答えしましょう!
勤務鍼灸師になっても、鍼の技術は落ちる一方なんです!!
鍼灸院に勤務しても、鍼の技術は落ちる!と言われれば、「そんなバカな!」と思うかもしれません。
しかし、現実は厳しいものです。
なぜなら、たいていの鍼灸院では、院長が鍼をするところがほとんどです。
患者は、院長に鍼をしてもらいたくてやって来ますよね。
それなのに、弟子に鍼をさせていたら、患者が来なくなってしまいます。
なので、院長が鍼をするのは当然です。
弟子には、抜鍼・お灸・マッサージなどをさせるだけ。
これでは、いつまでたっても、鍼灸治療ができるようになるわけではありません。
資格を持っているのに、鍼をしない、、、いわばペーパー鍼灸師になってしまうのです!!
整骨院・病院に勤めても、同じくペーパー鍼灸師に!
これが、鍼灸院じゃなくて整骨院・病院へ勤務しても、同じくペーパー鍼灸師という現象が起こります!
例えば鍼灸整骨院の場合、、、
鍼灸整骨院での、治療メインはマッサージです。
鍼を本格的にやっている整骨院など、マレです。
整骨院の中には、鍼灸をやっているところもありますが、
もちろん、鍼灸整骨院でも鍼をするのは、院長です。
当然、鍼を打たせてもらえません。
例えば、病院の場合、、、
病院の診療科については、整形外科に勤務することが多いと思いますが、病院でも鍼を本格的にやっているところは少ないでしょう。
なぜなら、整形外科医(病院サイド)は、別に鍼をなんとも思っていません。
マッサージで、リハビリの点数(診療報酬)を稼げれば良い!と思っているのです。
病院は、鍼灸治療の請求をするわけではありません。
整形外科としての診療報酬を請求するだけです。
だから、鍼をされたとしても、医師は迷惑に感じているだけです。
(全員ではないでしょうが、ほとんどの医師がそうです。)
じゃあ、卒業後すぐに開業したらどうなる?
逆に、学校を卒業して、すぐに開業した人は、いやでも鍼を打つようになる。
生活もかかっているので、それこそ丹精をこめて、鍼を打つようになりますよね。
こうなると、経験値の上がり方は、ペーパー鍼灸師と比べて、雲泥の差があるのです!
卒業して、すぐだと患者さんが不安がるのでは、、、
卒業してすぐか、経験を積んで10年のベテランかどうかなんて、患者さんにはわかりません。
たまに「何年目ですか?」と聞かれたりしますが、「5年目です。」と答えておけばいいでしょう。
別に、年数が技術と比例しているわけではありませんからね。患者さんを安心させることが第一です。
それでも、卒業してすぐは、いくらなんでも早すぎじゃない?
はいそうです。
確かに、早すぎです。(*^─^*)
ちょっと、ペーパー鍼灸師の危険性に知ってもらうために、大げさに言いました。
じゃあ、「目安は何年ぐらい修行が必要か、、、」と言ったら、最低3か月です。
なぜなら、数年勤めても鍼を打たせてもらえない確率のほうが高いからです。
それなら、3ヶ月修行して、流れだけを覚えて、さっさと開業したほうが、自身の経験値アップには、良いでしょう。
3か月でやめたら、相手(勤務先)に悪いと思ったのなら、1年がいいところではないでしょうか?
そして、給料も時給が多いです。
それなら、たとえ早期に辞めても、あまり気にしなくてもいいと思います。
(しっかりと、弟子にしてくれる鍼灸院もありますが、マレです)
修行する場所は、何ヵ所?
修行する場所は、1ヵ所で良いと思います。
理由は何度も言いますが、雑用係の経験値を2店、3店と増やしても同じです。
それならば、自分で鍼灸の参考書を30冊読んで、自分の「これだ!」と思う治療法をどんどん勉強して、経験値を積むほうが効率的です。
そして、たまにセミナーに行けばいいだけの話です。
即開業&半分勤務なんてのもアリ
即開業して、食べていけるかが心配、、、というのなら、半分勤務というのも悪くないですね。
午前中は、鍼灸院に勤務して、午後からは自分の開業院で治療するという方法です。
これなら、毎月の固定給も多少はあるので、安心できます。
もし、開業院が忙しくなったのなら、勤務をやめて、午前も午後も開業したらいいだけのことです。
まとめ
- 開業は、卒業してからなるべく早くが良い。
- 勤務(修行)は、3か月~1年くらいで良い。
- 勤務(修行)は、1か所で良い。
ぶっちゃけ鍼灸師
そして、あなたの想像以上に、世の中には優れた鍼灸の参考書が溢れています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!