なぜ野菜から食べると体やダイエットにいいの?血糖値の急上昇が危険

血糖値の急上昇 危険な理由6つ

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

なぜ野菜から食べると体にいいの?

野菜 イラスト

ポイント
  • 「野菜から食べるとにいいよ!」
  • 「野菜から食べるとダイエットにいいよ!」


なんて耳にしたことがある人も多いと思います。
ではなぜ、野菜から食べると、健康やダイエットに良いのでしょうか?

理由は野菜に含まれる食物繊維にあったのです!

食物繊維は、食べ過ぎを防ぐ!

ポイント
※食物繊維は胃の中で水分を含んで膨らんでくるので、満腹感を得やすいです。
つまり、食べ過ぎを防止する効果もあります。

食べ過ぎない生活というのは、とても健康に良いしダイエットにも効果的ですね!

ぶっちゃけ鍼灸師

野菜から食べるメリットは、食べ過ぎ防止だけではありません。
メインは、血糖値の急上昇を抑えてくれることにあります!
では、血糖値の急上昇について、具体的に解説していきます。

食物繊維が血糖値の急上昇を緩やかにする!

健康な胃 イラスト
野菜(食物繊維)を食事の20分前に食べておくと、
食物繊維がフィルターの役割をして、糖の吸収を緩やかにしてくれます。

つまり、血糖値の急上昇を防いでくれるのです。
反対に、炭水化物(糖質)から先に食べてしまうと、血糖値を急上昇させてしまうので要注意です!

なぜ、血糖値が急上昇するといけないの?

血糖値測定
野菜から食べると、血糖値の急上昇を防ぐことはわかりました。
でも、「なぜ血糖値が急上昇することがダメなの?」なんて思っていませんか?

実は、血糖値が急上昇すると、こんなにも体に悪いのです!↓↓↓↓↓↓↓↓

血糖値の急上昇が【体に悪い理由6つ!】

1.太りやすい原因に!

体重計に乗る女性
血糖値が急上昇すると、人間のメカニズムでは血糖値を下げようとインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンの働きで、各細胞に血糖が吸収されるのですが、こうやって急激に細胞に取り込まれた血糖は、脂肪へと変わりやすいのです!!

つまり太りやすいということです。

2.糖尿病の原因に!

血糖値の急上昇という生活を続けていると、血糖値を下げるためのインスリンも働きが悪くなり、糖尿病の原因となるのです!

ポイント
「人間の体は、血糖値を下げるから大丈夫!」なんて言っても安心はできません。
なぜなら、インスリンの量にも限界があるからです。
その限界量を超えてしまうと糖尿病になってしまうのです。

さらに、現代の食事は甘いものだらけですから注意が必要ですね。
昔はなかった糖尿病が、現代はこんなに増加してしまったのは、甘い物の食べ過ぎです。
注意しましょう。

3.動脈硬化の原因に!

血管の中イラスト
血糖値が高い状態というのは、血管内に糖がたくさん存在している状態です。
(それは渋滞している道路をイメージして下さい。)

血管内に糖が多いと、糖が血管の壁(内皮細胞ないひさいぼう)を傷つけやすくなるので、動脈硬化の原因になります!

動脈硬化がすすむと、高血圧となり脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高まります。

太っている女性

4.さらに食べたくなって太りやすい体質に!

あなたが、炭水化物から先に食べて、急激に血糖値が上昇したとしましょう。
体内では、インスリンを出して、急激に血糖値を下げようとします。

次に急激に血糖値が下がるとどうなるか?

体内では、低血糖という状態になるのです。
そうなると、脳では「甘いモノが欲しい、、、」という錯覚を起こしてしまいます。

すると、今度はまた食べたくなるという結果になります。
つまり「ついつい食べすぎてしまう」のです!

5.老化を促進させる!

血糖値が高いと、体内の細胞と糖が結びついてしまい、糖化とうかを引き起こします。
この糖化は、体内で老化物質(AGEs)を作り出してしまい、老化の原因や骨粗しょう症の原因となるのです!

6.イライラや不安感の原因に!

先程もご説明しましたが、血糖の急上昇は、インスリンによって急低下させられます。
すると、今度は急激に低血糖の状態になります。

低血糖当状態は、イライラしたりぼーっとするので、また脳内では糖分を欲しがるのです。
なので、血糖値の急な上下というのはよくありません。

さらに、イライラしだしたら「また甘い物が欲しくなる」という、負のスパイラルに陥ります。
これは、太る原因にもなりますね。

血糖値とうまく付き合うために!

ウォーキング イラスト

1:野菜から食べる

血糖値の急上昇を抑えるためには、野菜から食べるのが重要です。
他には、糖質を控えた食事にしましょう。

甘いものが欲しい時は、食物繊維も一緒にとれる果物がおすすめ!

甘いものがほしいときは、チョコレート・お菓子ではなく果物がおすすめです。
なぜなら、果物は食物繊維を豊富に含むので、そもそも血糖値が急上昇しにくいという利点があります。

また、自然の糖分なので、消化吸収されやすく、消費されやすいです。
お菓子などの合成された糖分は、先程申し上げた糖化を起こしやすく、老化の原因となります。

3:飲み物は水かお茶

また、飲物も水が基本です!!
水に糖質は含まれていませんからね。
※清涼飲料水には、糖質がたっぷり含まれているので注意!

4:よく噛んでゆっくり食べる

そして、野菜から食べる以外にもよく噛んでゆっくり食べることも、血糖値の急上昇を抑えてくれます。

5:食後に運動を

さらに、食後や甘いものを食べたあとは、適度に体を動かしてあげると、糖がインスリンによって吸収される前に、消費するのでおすすめです!

※激しい運動は、かえって胃腸に負担がかかるのでウォーキングなどの緩やかな運動にしてください。

このページのまとめ

  • 野菜から食べたほうが良い理由は、血糖値の急上昇を防ぐため
  • 血糖値が急上昇すると、体にとって悪い害がたくさんある
  • 血糖値と上手に付きあう生活がある
  • 食物繊維は食べ過ぎを防ぐ

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