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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
なぜ鼻呼吸が大事なのか?
「呼吸なんて鼻から吸っても口から吸っても同じでしょ?」
って思っているあなたは大間違いです!
ポイント
実は、口呼吸にしていると
アトピー・アレルギー・花粉症・膠原病 などさまざまな病気の原因となってしまうのです。
※膠原病 とは、リウマチなど免疫系の病気
アトピー・アレルギー・花粉症・
※
では、なぜ鼻呼吸が大事なのか?
その理由についてご説明していきますね。
(ちなみに、吸うのが重要なのであって、吐くのは口でも構いません。)
口で息をしていると、異物をダイレクトに喉へやってしまう!
空気中には、ホコリ・細菌・ウイルスなどが飛び交っています。
何も考えず口で呼吸をしていると、それらの異物(ホコリ・細菌・ウイルス)が喉へと直接付着してしまうのです。
それらが喉にやってきたら、喉の常在菌と結びついてしまい白血球にとりこまれ、全身を巡ってしまうのです。
つまり、
(※
これが原因として、先程も説明したとおりアトピーやアレルギー・花粉症・
ぶっちゃけ鍼灸師
ところが、鼻呼吸をしていると、フィルターの役割をしてくれて、それらの異物(ホコリ・細菌・ウイルス)が体内の奥まで侵入するのを防いでくれるのです。
鼻呼吸が大事な理由は、異物をキャッチする構造にあった!
ポイント
じゃあなぜ、「鼻呼吸だと異物をしっかり捉えてくれるのか?」についてもご説明しておきます。
鼻の穴から内部の方を
さらに鼻腔の周囲には、
そして、鼻から吸った空気は、この4対の空洞をすべて通過していくのです。
ポイント
ここで一つ、皆さんは鼻毛がホコリをとっていると思っていませんか?
そりゃあ、大きなホコリはキャッチしてくれますが、小さなホコリまでは無理ですよね。
しかし、鼻腔と副鼻腔の表面はかなりの広さがあって、絨毛 という細かい毛を持つ呼吸粘膜上皮細胞 と粘液腺 で覆われているのです。
そりゃあ、大きなホコリはキャッチしてくれますが、小さなホコリまでは無理ですよね。
しかし、鼻腔と副鼻腔の表面はかなりの広さがあって、
粘液腺から分泌される粘液は、ホコリ・細菌・ウイルスをつかまえて、鼻や喉の方向に運びます。そして鼻水や痰として排出されるのです。
鼻呼吸が大事だってこと、わかってもらえました?(^_^;)
ぶっちゃけ鍼灸師
では、なぜ口呼吸をしていると、アレルギー・花粉症・アトピー・膠原病などさまざまな病気の原因となるのか、ここから解説していきます。
過剰に反応するのがアレルギー・花粉症・アトピー
ポイント
花粉症に悩んでいるそこのあなた!
「なんともない人は、なんともないのにどうして私だけこんなにつらい目に、、、」
なんて思っていませんか?
「なんともない人は、なんともないのにどうして私だけこんなにつらい目に、、、」
なんて思っていませんか?
もちろん、免疫システムが乱れているという他の原因もあるかもしれませんが、それ以前に、口呼吸ばっかりするから、ダイレクトに花粉やホコリを体内(血液内)に侵入させてしまうのです。
その結果、人よりも過剰に反応しているのです!
体からのサインとしてアレルギー・花粉症・アトピーが起こっていると考えられるのです!
口呼吸ばっかりの人は、鼻呼吸というフィルターを利用していないのです。
しかし!これを、鼻呼吸にすれば人間の本来の機能で不要なもの排除(キャッチ&リリース)をしてくれるのです!
ですから一度、口呼吸をやめて鼻呼吸を意識するようにしてくださいね。
ポイント
※ここでは、免疫力の問題というのには触れておりません。
それ以前に、鼻呼吸だとダイレクトに抗原をたくさん吸い込んでしまうという意味で、紹介させていただきました。
それ以前に、鼻呼吸だとダイレクトに抗原をたくさん吸い込んでしまうという意味で、紹介させていただきました。
寝ているときも、鼻呼吸にするには?
ぶっちゃけ鍼灸師
実は、寝ている寝方によっては、鼻呼吸を優先してくれる寝方があるのです。
どうせなら、寝ている時でも鼻呼吸をしたいですよね。
どうせなら、寝ている時でも鼻呼吸をしたいですよね。
鼻呼吸にしたいのなら、仰向けしかいけないのです!
うつ伏せや横向きだと、鼻腔が押されてしまい自然と口呼吸になってしまうようです。
ですから、仰向けで寝るようにしましょう。
寝ている時に、強制的に鼻呼吸にするように、口唇テープというもので口を閉じておく方法もあるようです。
このページのまとめ
- 鼻呼吸が大事な理由は、フィルターの役割をする(最近・ウイルス・ホコリを体内に入れない)
- 口呼吸の人は、病気になりやすい(アトピー・アレルギー・花粉症・膠原病など)
- 普段、鼻呼吸を意識することも重要だが、寝ている向きによっては、就寝中も鼻呼吸を優先できる