ぶっちゃけ鍼灸師
こちらは、整形外科に勤務する鍼灸師が解説しています。
もくじ(クリックで飛びます)
動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
肩こりで受ける神経ブロックとは?
肩こりで整形外科を受診した場合、以下の理由から、医師が神経ブロックを検討する場合があります。
ポイント
- 保存療法をやっても、あまり効果が無い、、、
- 痛みが、激しい、、、
- 神経ブロックをしたら、肩こりが良くなるかもしれない、、、
肩こりに加えて、神経症状(しびれ・激しい痛み)がある場合に、ブロック注射が検討されます。
ポイント
では、神経ブロックとはどういうものでしょうか!?
簡単に説明しますと【麻酔薬を、神経の付近に注射して一時的に痛みを和らげる!】ということです。
簡単に説明しますと【麻酔薬を、神経の付近に注射して一時的に痛みを和らげる!】ということです。
ぶっちゃけ鍼灸師
神経ブロックは、いわば神経の麻酔です。
では、「神経ブロック」の種類にはどんなものがあるかみていきましょう!
では、「神経ブロック」の種類にはどんなものがあるかみていきましょう!
神経ブロックの種類
肩こりで行われる神経ブロックには大きく4つに分かれます。
ポイント
神経根 ブロック硬膜外 ブロック- トリガーポイントブロック
星状神経節 ブロック
では、それぞれをさらに詳しく説明します。
神経根ブロック
肩の神経の根元付近に麻酔注射して、症状を一時的に和らげるもの。
硬膜外ブロック
トリガーポイントブロック
こりや痛みがひどいとき、押すと特に痛く感じる部分を「トリガーポイント(引き金部分)」と言います。
そのトリガーポイントに麻酔を数箇所注射して痛みを取り除くのを目的とする方法
星状神経節ブロック
星状神経節は、首の付け根にありますが、そこに麻酔薬を注射すると交感神経の興奮が抑えられます。
交感神経の興奮が抑えられると筋肉や血管の緊張が和らぎ血流が改善したり、肩こりが改善したりします。
神経ブロックはやったほうがいいの!?
私は医師ではないので、難しい質問ですが、根本的には、「その場しのぎだけ」というイメージが強いです。
実際に、神経ブロックをしている患者さんに意見を聞いたこともありますが、「そのときだけ楽になり、また2.3日もすれば戻る」と言っていました。
ひどいときは、数時間で痛みが戻るとも言ってました、、、
ぶっちゃけ鍼灸師
「ただのその場しのぎだったら、あまり意味ないかも」って思うかもしれません。
がしかし、ブロック注射によって症状が著効するケースもあります!
がしかし、ブロック注射によって症状が著効するケースもあります!
ただし、注射の種類によっては効果テキメンの場合も!?
「その場しのぎ」言ったのは、神経根ブロックや硬膜外ブロックについてです。
実際にトリガーポイントブロックで、肩こりがかなり改善したという、症例も実際にみてきました。
ポイント
その理由としては、人間は肩こりで痛みがあると、脳が「その痛み」ばかりを認識します。
するとそれが「ストレス」になり、肩こりの悪循環となります。
そこで、麻酔によってこの「脳の認識での悪循環」を一時断ち切ってやることにより、肩こりが良くなっていくという状態です。
するとそれが「ストレス」になり、肩こりの悪循環となります。
そこで、麻酔によってこの「脳の認識での悪循環」を一時断ち切ってやることにより、肩こりが良くなっていくという状態です。
ポイント
また、星状神経節ブロックに関しては、ストレス過剰で交感神経が優位になっている患者さんに、複数回に渡って注射すると、かなり健康的になり、さらには表情が明るくなる。といった患者さんが多いのも事実です。
ブロック注射は「手術」とは違い、リスクはほとんどありませんので、やってみもいいかもしれませんね。
何回か、ブロック注射をやってみて、症状が改善するならそれでよいでしょうし、あまり変わらないのなら続ける必要は無いと思います。
参考にしてみてください。
ブロック注射は「手術」とは違い、リスクはほとんどありませんので、やってみもいいかもしれませんね。
何回か、ブロック注射をやってみて、症状が改善するならそれでよいでしょうし、あまり変わらないのなら続ける必要は無いと思います。
参考にしてみてください。
ブロック注射をしても良くならない場合
ポイント
肩こりの症状は人によって、さまざまです。
「ただの肩こり」の場合、神経ブロックをすることはまれです。
しかし明らかに原因があり、症状がひどい場合になって初めて、医師も神経ブロックの検討をするわけです。
なので、最初から「神経ブロックはやめておいたほうがいい!」と否定はしません。
ですが、慢性の肩こりに、「麻酔をしておけばいい!」という考えの医師も存在することも事実です。
ですから、あなたが受けている神経ブロックが上記のどれにあてはまるのかしっかりと、見極めてください。
そして、何度も神経ブロック注射をしているのに、肩こりがよくならない、、、
と言う場合は、病院ではなくて【整骨院・マッサージ院・鍼灸院】などの施術をしてくれる場所に行くと良いと思います。
「ただの肩こり」の場合、神経ブロックをすることはまれです。
しかし明らかに原因があり、症状がひどい場合になって初めて、医師も神経ブロックの検討をするわけです。
なので、最初から「神経ブロックはやめておいたほうがいい!」と否定はしません。
ですが、慢性の肩こりに、「麻酔をしておけばいい!」という考えの医師も存在することも事実です。
ですから、あなたが受けている神経ブロックが上記のどれにあてはまるのかしっかりと、見極めてください。
そして、何度も神経ブロック注射をしているのに、肩こりがよくならない、、、
と言う場合は、病院ではなくて【整骨院・マッサージ院・鍼灸院】などの施術をしてくれる場所に行くと良いと思います。
このページのまとめ
- 肩こりで神経症状(しびれ・激しい痛み)がある場合に、ブロック注射が検討される
- 肩のブロック注射は主に4つに分類され、注射の指す場所や目的が違ってくる
- ブロック注射が効果があるのか?という疑問については基本的には麻酔なので「その場しのぎ」ではあるが、肩こりの悪循環を断ち切ることによって、改善していく患者さんもいる
- ブロック注射を何回か受けているのに、なかなか症状が改善しない場合は【整骨院・マッサージ院・鍼灸院】にいき、肩こりの根本(筋肉のこり)を取り除くような場所に行くと良い