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鍼灸って使い捨ての鍼ですか?
一昔前は、注射針も使い回しの時代がありました。
そのために、肝炎など感染問題が重要視され、使い捨ての注射針を使用するようになりました。
鍼灸治療の場合ですが、現在はほとんどが使い捨て(ディスポーザブル)の鍼を使用していると思っていいでしょう。
特に、実費治療の鍼灸院は、ほぼ使い捨ての鍼を使用しているはずです。
ぶっちゃけ鍼灸師
また、どうやって、ディスポ鍼を使用しているかどうかを見極めるのかも解説します。
使い捨てじゃない鍼灸院も存在します。
いくら、時代が「使い捨て」だといっても、まだ使い捨ての鍼を使用していないところがあります。
ですが、そういったところでも必ず、高圧滅菌(オートクレーブ)処理をした後に、アルコール綿花で鍼を拭き取るという作業は、施されているので、ご安心下さい。
(また、同じ人にしか使用しないでしょう)
完全に滅菌されているので、感染などのリスクはありません。
ですが、「やっぱり使い捨ての鍼じゃないと気持ち悪い、、、」と思われる方は、治療院を変えてもいいでしょう。
使い捨ての鍼を「使用しているか」「使用していないか」はどうやって調べるの?
もし、これから鍼灸院に治療に行こうと考えている方で、「ここは、使い捨ての鍼を使用してくれるのだろうか、、、?」って考えているのならこうやって調べて下さい。
1,ホームページを見る
まず、これから行こうと思っている鍼灸院のホームページを調べて下さい。
「地域名+鍼灸院の屋号名」 などで検索すれば、上位にでてきます。
ホームページの中で、「当院では使い捨ての鍼を使用しています!」と宣伝しているところがほとんどです。
2,事前に直接電話する
掲載されていない場合もありますし、ホームページ自体がない鍼灸院もあります。
そのような場合は、事前に電話して聞くといいでしょう。
鍼灸院自体が、予約制のところも多いので、電話することをためらう必要はまったくないですよ。
使用済みの使い捨て鍼はどうなるの?
使い捨ての鍼(ディスポ鍼)は、治療後は廃棄されます。
治療院の中である程度の本数が溜まるまで、保管しておきます。
そして、医療廃棄物を扱う専門の業者に連絡して、引き取りに来てもらいます。
【おまけ】 使い捨ての鍼って金額は、いくらぐらい?
使い捨て針の金額は、ちょっと気になるかもしれませんね。
100本入りで1500円~2000円(1本あたり15円~20円)です。
※種類にもよります
(鍼灸院など、大量に仕入れたり継続的に仕入れている場合はもう少し安い可能性もあります。)
「そんなに安いの?」って思われたかもしれませんが、鍼灸治療で扱う鍼の本数は、1回の治療辺りだいたい30本~50本ぐらいです。
50本×20円だと1000円ですね。
また、鍼だけじゃなくお灸の値段もかかるんですよ~(^_^;)
自分専用の鍼ってなんなの?衛生的に問題ありませんか?
このページのまとめ
- 現在、ほとんどの鍼灸院が使い捨て鍼を使用している。がしかし、まれに使用していない鍼灸院もある
- 使い捨ての鍼を使用していないところは「鍼を使いまわしている」が、同じ人にしか使用しない&高圧蒸気滅菌装置にて、完全に消毒している
- 鍼灸院にて、使い捨ての鍼を使用しているかどうかを確認する場合は、ホームページ見る、もしくは電話等で直接尋ねると良い。
- 使い捨ての鍼は、医療廃棄物として専用の業者に引き渡される