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朝起きた時に、首や肩が痛くなることありませんか?
毎朝、起きるたびに
- 首が痛い、、、
- 肩が痛い、、、
- 背中が痛い、、、
- 肩こりがひどくなる、、、
という人たちがいます。
そして、動き出して、数分もすれば
「少しマシになる。」という方が多いです。
いったいこれには、どんな理由があるのでしょうか?
それでは、わかりやすく解説していきましょう!(´・∀・`)
なぜ、朝に痛くなるのか?
結論から言います!
「朝、起きた時に、一番痛い!」というのは、
寝ている時は、血流が一番悪くなる時だからです!
血流が悪いと、痛みの物質が溜まりやすくなるから、痛みやすいのです。
では、なぜ寝ている時は血流が一番悪くなるのでしょうか?
実は、大きな原因が2つあります!
原因その1 【自律神経的な問題】
人間の体は、夜寝ている時に、血流が一番悪くなります。
これは1日中、動いている心臓を休めてあげるための、ごく自然な反応なので、問題はありません。
原因その2 【筋肉的な問題】
また、人間は動いているときは、血流が良いです。
それは動くことによって、筋肉のポンプ作用が、全身の血流を良くしてくれるからです。
しかし、寝ている時って筋肉がほとんど動きませんよね?
だから寝ている時は、血流が最低になるのです!
血流が悪いとなぜ痛いの?
寝ている時に血流が最低になるのはわかったけど、でもどうして血流が悪いと、肩・首の痛みやコリがひどくなるのでしょうか?
実は、これにも大きな理由が2つあるのです!!
理由その1 【肩の筋肉がよけいに緊張する!】
普段から肩こりがある人は、肩の筋肉が緊張しています。
寝ている時に、血流が悪くなると、筋肉は、さらに緊張してしまいます。
なぜなら、血流は筋肉に栄養・酸素を供給しているからです。
しかし、栄養・酸素が供給されなくなると、コリや痛みが増してしまうのです!!
理由その2 【痛みを洗い流せない!】
肩こりがひどい人というのは、1日の動きによって、肩にダメージを受けています。
つまり、誰でも軽い炎症を起こしている状態なのですが、この炎症が軽ければ、血流によって、痛みの物質を洗い流します。
がしかし、炎症がひどい(肩こりがひどい)人は、血流が悪くなったときに、痛みの物質が溜まっていくのです!
ですから、朝起きた時に、痛みや肩こりが増してしまうのです!
みんな、朝にどこか痛くなるのか?
いいえ、そんなことはありません!
もし、朝にどこか痛くなるのなら、それは「そこがあなたの悪い場所!」だからです!!
- 肩が悪いなら肩が痛い!
- 腰が悪いなら腰が痛い!
膝 が悪いなら膝 が痛い!- 坐骨神経が悪いなら坐骨神経が痛い!
朝に痛くなるのを予防する方法あるの?
ぶっちゃけ鍼灸師
続いては、「朝に患部が痛くなるのを予防する方法」を紹介していきます。
睡眠をたっぷりとる!(最低7時間!)
人間は寝ている時に、全身の細胞を修復します。
このときですが、脳や心臓、肝臓などの内蔵を最優先させて修復します。
反対に、肩や腰などの修復は後回しになります。
これは、命に別状がないからです。
もし、あなたが1日5時間しか寝ていないのなら、
肩や腰の修復が、不十分なまま朝を迎えていることになります。
これって、痛くなるのは当然ですよね! ∑(´゚Д゚`)
最低でも7時間は寝るようにしましょう!
適度な運動を心がけよう!
別に運動は、寝る直前でなくても構いません。
運動をしておくことは、体の
新陳代謝がよくなると、細胞の栄養交換や修復もスムーズな状態になります。
これによって、朝の痛みやコリの予防につながります!
寝る前にストレッチをしよう!
筋肉は、固くなりすぎると、痛みを伴う性質があります。
寝ている最中は、筋肉が固くなりやすいので、寝る前にストレッチをして伸ばしておくことは、かなり有効です!
※
寝る30分ほど前に温かい飲み物を飲もう!
温かい飲み物は、体を内側から温める効果があります。
寝るにしたがって、じょじょに血流が悪くなっていきますから、
せめて、寝る前に内蔵を温めて、血流をよくしておけば、朝の痛みに予防効果があります。
お風呂は毎日浸かろう!
お風呂に最低でも15分は浸かりましょう!
のぼせる場合は、2回~3回にわけて使っても構いません。
体の芯から温まり、血流を良くしてくれるので、
朝の痛みの予防・改善効果がありますよ!
温かくして寝よう!
人間の体は、寒いと熱を逃すまいとして、血管が収縮します。
これは、血流が悪くなる原因なんですね。
ですので、なるべく寝ている間は、温かくしてください。
温かくするために、肌の露出がないようにするのは基本です!
冬場は、タートルネックを着たり、
電気敷き毛布を引いたりして、温かくすれば、朝の痛みの予防になります!
※ただし、気をつけてほしいのは、あまりきつく締め付ける衣服だと、かえって血流が悪くなる場合がありますので、締めない衣服を選ぶようにしてください。
朝に痛くなるのを放っておいてはいけない!
さて、朝に痛くなる秘密をご紹介しました。
もしあなたが、朝の痛みで困っているなら、放っておかないでください!
なぜなら、痛みは体のサインだからです!
もし、放っておけば、首の寝違えをおこし、首が回らなくなるでしょうし、
腰ならば、ギックリ腰をおこして、動けなくなるでしょう、、、。
なので、前述した予防法を続けながら、それ以外に治療を受けてください。
病院や、「整骨院・鍼灸院・マッサージ院」などに行くことをぜひおすすめします!
自分で治したい場合は、肩こり温めグッズがおすすめです!
このページのまとめ
- 朝に痛くなる原因は、血流が悪くなるから
- 朝に痛くなるのは、その患部が悪いところであり、サインでもある
- 朝に痛くなるのを予防する方法として、寝ている状態でも血流を確保する方法がある