赤痢のツボについて
ポイント
注)こちらでは、鍼灸師に向けたページになっています。
一般の方が、赤痢と思われる症状にかかった場合、病院へ行くことをおすすめします。
一般の方が、赤痢と思われる症状にかかった場合、病院へ行くことをおすすめします。
赤痢とは
- 病原菌「赤痢菌」による腸内感染症
- 潜伏期は1日~3日で、病態は急に発病する
- 感染源はヒト(保菌者の糞便)・手指・食品・水・ハエ・器を介して感染
- 2類感染なので、診断した医師は、保健所への届け出が必要
赤痢の症状
- 腹痛
- 下痢(水様便)
- しぶり腹(テネスムス)
- 脳粘血便「粘液・膿・血」が混じった便がでる(1日に数回)
- 発熱(1日~2日続く)
- 左下腹部に圧痛
- 悪心嘔吐
- 食欲不振
診断
確定診断は、糞便からの赤痢菌の検出
治療法
対処療法の場合
整腸剤で様子をみる
抗菌薬療法の場合
抗生物質の投与
赤痢に対して鍼灸治療の有効性
ポイント
- 免疫力増強作用
- 腸の蠕動運動の亢進をおさえる
- 腸の血流改善
- 生理機能の乱れを改善
- 物質代謝障害を改善
赤痢のツボ
ポイント
- 天枢
- 上巨虚
- 足三里
- 大椎(高熱)
- 内関・中脘(嘔吐)