胃の激痛・嘔吐のツボ 鍼やお灸だとさらに効果があります。

お腹の激痛

ぶっちゃけ鍼灸師

こちらでは、鍼灸師が【胃の激痛・嘔吐を止めるツボ】を画像でわかりやすく解説しています。

胃の激痛・嘔吐を止めるツボ

胃の激痛を訴える女性
胃の激痛や嘔吐がある場合、基本的には病院に行き診てもらった方がいいです。

ポイント
しかし、
・病院に行くまでに我慢できない、、、
・すぐになんとかしたい、、、
・病院に行って、薬を飲んでいるけど効果がない、、、
というなら、これから紹介するツボを使ってみてください。

胃の激痛・嘔吐を止めるツボ【上脘】じょうかん

上脘ツボ
【上脘】じょうかんは、胃の激痛・嘔吐に効果のあるツボです。

【上脘】じょうかんツボの場所

指で5寸の寸胴 測り方
上かんは、おへその上5寸のところにあります。
5寸とは、図のように、「指3本+指4本=5寸」 です。

上脘のツボの探し方
つまり図のように、おへそから指を置いて、5寸を見つけます。
(おへその直線状にあります。押して痛むところがツボです。)

【上脘】じょうかんツボの指圧方法

上脘のツボの指圧方法
図のように、両手を揃えると指圧しやすいです。

※お灸・はりを使った方が、効果は高いです。

胃の激痛・嘔吐のツボは、どれくらい続けると効果あるの?

2分ほど続けてツボ刺激をしてみましょう。
慢性的に、胃の症状がある場合は、お灸のほうが効果があります。

胃の激痛・嘔吐のツボ効果を高めるためにして欲しいこと

ツボ押しをしている間に深呼吸をしましょう。
深呼吸をすると、自律神経が副交感神経ふくこうかんしんけいに切り替わります。
副交感神経になると、胃腸の機能があがります。

注意!なんでも止めればいいというわけではない!

嘔吐イラスト
胃の激痛・嘔吐を止めるツボを紹介しました。
ですが、ツボを使わない方が良い場合があります。

それはどのような場合かと言いますと、なにか悪いものを食べたときです。
悪いものを食べたときは、体が外に出そうと反応しているときです。

こんな時は、吐いてすぐに出した方が良いので、ツボの使いどころを間違えないようにしてください。

病院に行って、胃カメラを飲んで「異常がない」のに、胃の激痛・嘔吐が続く場合

胃の症状があり、病院にいくと胃カメラの検査を受けると思います。
この胃カメラでも異常がない場合は、東洋医学では胃腸の機能が悪いと考えます。
このような人は、胃腸の機能を高める方法を試しましょう。

ストレスを減らす

ストレスを長期的に感じると、自律神経の交感神経が優位になり、胃の機能が低下します。
ですので、なるべくストレスと上手に付き合うようにしましょう。

食べすぎない

食べ物をたくさん食べると、それだけ胃が疲弊します。
食べる量も少なめにしましょう。

消化に悪いものを食べない

消化に悪いものとは、脂っこいもの・動物性蛋白質です。
胃腸の症状がある間だけでも、野菜・果物・豆類をメインにしましょう。
野菜・果物・豆類を食べていれば、栄養不足になる心配はありません。

歩く

運動すると代謝がアップします。
また、東洋医学においても手足を動かすことは、胃腸を動かすことに繋がるとされているので効果的です。

このページのまとめ

  • 胃の激痛・嘔吐のツボに「上脘」がある
  • なにか、食べ物によって胃の激痛・嘔吐のツボが起こっているなら、ツボ押しはしない
  • 胃の激痛・嘔吐のツボでは、まず病院に行く。
  • 病院に行って、異常もいけれど胃の不調が続く場合は、胃の機能を高める生活習慣を心がける

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