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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
どうして風邪 の引き始めは【寒気 ・悪寒 】が起きるの?
みなさんにも経験があると思いますが、「風邪の引き始め」には、ゾクゾクと寒気がする場合があります。
この症状を
ではなぜ「風邪の引き始め」に寒気が起こるのか簡単に説明していきます。
「風邪の引き始め」は、体内のウイルスをやっつけられないとき!
風邪は、数百種類にもおよぶ風邪のウイルスのどれかに感染して起こります。
体内にウイルスが入ってきても、簡単にはカゼは引かない!?
個人差はありますが、ウイルスが体内に入っても、簡単に風邪を引かないのは、体内の免疫システムが、外から入ってきたウイルスに対して、すぐにやっつけてくれるからです。
ぶっちゃけ鍼灸師
じゃあ、風邪をひくときはどんな時?
健康な体は、免疫システムがウイルスをやっつけてくれますが、
免疫力が下がっているときは、風邪を引いてしまうのです。
- 体を冷やした
- ストレスを強く感じた
- 栄養をとっていない
- 疲労が溜まっている
- 睡眠不足
こんなときは、免疫システムがうまく作動せずに、
体内で、ウイルスの増殖を許してしまうのです。
つまり、「風邪の引き始め」がおこってしまいます!
ぶっちゃけ鍼灸師
この【カゼの引き始め】のときに、寒気・悪寒がおこります。
ウイルスが体内で増殖したときに、なぜ寒気・悪寒が起こる?
人間の体は、よくできています。
免疫力が下がりウイルスが体内で増殖しだし時は、すぐさまに緊急指令を発動するのです!
「ウイルスが増殖中!ただちに体温を上げて免疫力を上げろ!」
こういうことなんですね。
体温を上げて細胞を活性化させて免疫力を上げるのです。
つまり、そのときに寒気・悪寒が起こります。
寒気が起こる理由
ぶっちゃけ鍼灸師
カゼの引き始めに「ブルブルと震える理由」
寒いと人間の体はブルブルと震えます。
この震えこそが、体内で産熱をしようという働きなのです。
そして、十分な休息や栄養をとると、風邪を悪化させずにそのまま
ウイルスを全滅させて、風邪を本格的にひくことなく終わらせる(治す)ことができますよ!
ぶっちゃけ鍼灸師
カゼを本格化させずに、初期で治す方法
風の初期症状(寒気・悪寒)が出だしたら、すぐに体をたっぷり温めてください。
できれば、全身を効率的に温めてください。
「いったいどうやって、効率的に温めるの?」と思ったかもしれません。
実は、簡単な方法があるのです!
体を効率的に温めるには?
みなさんの周りにもいませんか?
風邪を引いたとおもったら、お風呂に入る人が、、、(^_^;)
実は、これは大正解です!
だって、お風呂は全身を効率的に温めてくれるからです。
いくら服をたくさん着ても、暖房を入れても体の芯までは温もりません。
やはり、お風呂にじっくりと浸かるほうがいいのです。
カゼでお風呂は入って良いの?ダメ?
これは、大昔の話をしています。
大昔の日本では、家から数十メートル離れて、外にお風呂がありました。
つまり、寒い冬場だと、お風呂に入るために、外に出ないといけないのです。
それだと、体を余計に冷やしかねないですよね。
しかも暖房なんてない時代ですよ。
だから、昔の名残で「カゼの時は風呂に入るな!」と言われていたのです。
現代では、家の中に風呂があるし、暖房もあるので、カゼの引き始め(治りかけも)なら、お風呂は全然OKです。
風邪を引いて熱が上がってしまっている状態では、
逆にお風呂が体力を奪う要因となるので、やめておきましょう!
「風邪の引き始め」には葛根湯が効く!
みなさんは、風邪の引き始めにはなぜ
それは、葛根湯には体温を上げる効果があるからなんです。
つまり、体温を上げて免疫力をあげ、体内のウイルスを一気にやっつけてくれるから効果的なんですね。
なので、ゾクゾクっときたら葛根湯はおすすめです!
このページのまとめ
- 寒気・悪寒は、体を温めるための防衛システム
- カゼの初期症状では、体を温めると本格化せずに治りやすい
- 体を温めるのにおすすめなのはお風呂と葛根湯