カゼになりにくい食べ物は?秘密は粘液の免疫力にあった!

免疫力アップ食べ物

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

カゼの予防におすすめ!カゼを引きにくくする食べ物がある!

カゼ 女性
乾燥の季節になると、とにかく気をつけたいのがカゼですよね。
仕事・勉強・受験、、、など、とにかく休んでられないのに急なカゼは、自分が困るだけでなく、周りにも迷惑をかけてしまいます。

ポイント
誰もが、引きたくないカゼですが、実はカゼを引きにくくする食べ物があります。
それを、医学的根拠をもとに紹介していきますね!(^_^)

まず、カゼを引きにくくする仕組みは?

カゼ サラリーマン
風邪を引きにくくするには、粘膜ねんまくの免疫力を上げることが必要です。
粘膜ねんまくとは、のど・鼻など、ぬるぬるしている表面の部分です。)
粘膜には、人間が風邪をひく時のメカニズムが関係しています。

人は、呼吸をするたびに空気中の風邪ウイルスを吸い込んでしまいます。
これは避けられないのですが、でもこれだけですぐに風邪を引くわけではありません。

まず最初ににウイルスが付着するのは、鼻・口などの呼吸器です。
これら鼻・口は粘膜で覆われています。
健康な状態ならば、ウイルスがやってきてもこの粘膜によって跳ね返すのです。

注意

ただし、この粘膜のバリア機能が弱いとウイルスは体内に侵入してしまい、
たった1日で100万倍にも増殖してしまい、「風邪をひく」 という状態になるのです。

風邪予防つまり、【粘膜の免疫力】を高めるには?

イソジン
粘膜には、抗体というガードマンがいます。
その名もIgA(免疫グロブリン)です。

このIgA(免疫グロブリン)こそが、風邪のウイルスを撃退してくれるのです。

ポイント
つまりIgA(免疫グロブリン)を多くすることこそが、風邪の抵抗力を高めることになるのです。

IgA(免疫グロブリン)を増やす食べ物は?

果物
ここで、本題に戻りましょう。

ぶっちゃけ鍼灸師

カゼを引きにくくするには、【IgAを増やす食べ物】を食べる!ということです。
IgA(免疫グロブリン)はビタミンAによって増加します。
ビタミンAは野菜や果物に多く含まれるβカロテンから合成されます。

ポイント
すなわち、カゼ予防にはビタミンAやβカロテンを多く含む食べ物が効果的!ということになります!

ビタミンAを多く含む食べ物

ポイント
ハンバーグ

  • 乳製品

特に、レバー・うなぎ・チーズはビタミンAが豊富!



βカロテンを多く含む食べ物

ポイント
かぼちゃ イラスト

  • 野菜
  • 海藻類(のり・あおさ)
  • 抹茶

特に、にんじん・ほうれん草・かぼちゃ・モロヘイヤ・ニラはβカロテンは豊富!

東洋医学的にみた「カゼを引きにくい食べ物は?」

ショウガと生姜湯
東洋医学的にカゼ予防をするならば、なんといってもショウガです!
東洋医学では、体が冷えるとカゼの邪気 (風邪) を受けやすくなると言われています。

つまり風邪を予防するには、体を温めること!
体を温める効果のある 「ショウガ」 を食べれば、カゼ予防になります!

ショウガは、いろいろな漢方薬に含まれたり、有名な漢方薬の「葛根湯」かっこんとうにも含まれていますよ!

ぜひ、ビタミンA・βカロテン・ショウガをたっぷり食べて、カゼの季節はカゼ予防をしてくださいね(^o^)

食べ過ぎは禁物です!

こちらでは、カゼを引きにくくする食べ物を紹介しました。
ところが、「いくらカゼを引きにくくするといっても、食べ過ぎは反対に毒です。」
なぜなら、食べ過ぎは消化を手こずらせてしまい、代謝が落ちます。
代謝が落ちていると、人間の細胞の活性が鈍くなるので、免疫力も落ちます。
つまり、カゼを引きやすくなります。

ポイント
詳しくいいますと、消化に大量の体内酵素を消費してしまい、代謝酵素にまでまわらなくなる結果、代謝が落ちます。
とにくに、ビタミンAが豊富として紹介した、肉・魚・乳製品・玉子というのは、動物性タンパク質になります。
動物性タンパク質は、人間にとって消化しにくい食べ物です。
なので、いつも腹八分目にしておくことも、カゼを引きにくくするという点では、重要だということを忘れないでください。

このページのまとめ

  • カゼを引きにくくするには、粘膜の動きが大事
  • 粘膜を丈夫にするには、ビタミンA・βカロテンを多く含む食べ物が良い
  • カゼに引かないためにもβカロテンを多く含む、緑黄色野菜がおすすめ
  • 食べ過ぎは、反対に代謝が下がり、カゼにかかりやすくなるので注意

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