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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
ぶっちゃけ鍼灸師
こちらでは、健康食品管理士の資格を持つ私が「風邪薬について」解説しています。
風邪薬で「風邪は治りません!」
みなさんは、
いいえ治りません!
ポイント
決して、
風邪を治す薬は現在は、存在しない!
もし、
それぐらい難しいものなんです。
現在、存在する風邪薬というのは、「風邪を治すものではなく」「風邪の諸症状を抑える」製品しかありません。
風邪の諸症状が起こるしくみ
ポイント
その戦っている状態が、風邪 の諸症状なのです。
- セキは、喉のウイルスを体外に出そうという働き
- 鼻水やくしゃみは、鼻のウイルスを体外に出そうという働き
- 熱は、体温をあげて、
風邪 のウイルスを弱めてやっつけるという働き
これらの諸症状を抑えるのが、市販されている
自分の免疫力でやっつけるしか、
注意!風邪薬を飲むと治りが遅くなります!
みなさんは、
実はその逆で、治りは遅くなるのです!
前述したとおり、熱が出るのは体内のウイルスを弱めるためです。
熱でウイルスどもを弱めておいて、体内の免疫細胞で一気にケリをつけるためなんですね。
それなのに、
ポイント
できれば、たとえ仕事を休んだとしても、高熱で1日寝ているほうが風邪 は早く治るのです!
体力のある方なら1日で治るでしょう。
ところが、薬を飲んでると1週間以上も平気でかかりますよね。
体力のある方なら1日で治るでしょう。
ところが、薬を飲んでると1週間以上も平気でかかりますよね。
風邪のときでも、抗生剤を飲むよね?
抗生剤とは、細菌に対して有効な薬です。
風邪の原因のほとんどがウイルスです。
つまり、抗生剤を飲んでも、風邪には全く効果がないのです。
それどころか、抗生剤を飲むことによって、腸内にある善玉菌(良い働きの細菌)を殺してしまい、免疫力を下げてしまいます。
ポイント
昔は、風邪のときに抗生剤が処方されていました。
理由は、風邪のときには免疫力が下がるので、他の細菌からの感染を予防するために抗生剤を処方していたのです。
ところが、最近では、細菌感染を予防できないことがわかってきたので、「風邪のときに抗生剤を処方しない」ことが一般的になりつつあります。
理由は、風邪のときには免疫力が下がるので、他の細菌からの感染を予防するために抗生剤を処方していたのです。
ところが、最近では、細菌感染を予防できないことがわかってきたので、「風邪のときに抗生剤を処方しない」ことが一般的になりつつあります。
風邪薬は飲んだ方が良い?飲まない方が良い?
ポイント
なので、
ポイント
しかし、仕事・学校が休めない場合もありますよね。
休めない時に、風邪 の諸症状(せき・喉の痛み・たん・鼻水・くしゃみ・熱)を「どうしても抑えたい!」たい場合は、薬を飲んだほうがいいでしょう。
休めない時に、
このページのまとめ
- 風邪薬を飲んでも、風邪を治すわけでもなく「早く治す効果もない」むしろ風邪薬を飲むと、風邪の治りは遅くなってしまう
- 風邪を根本から治す薬が発明されたらノーベル賞ものだと言われている
- 風邪薬は、基本的に風邪の諸症状を抑えるだけの効果である
- 風邪を早く治したいのなら、風邪薬を飲まないことをおすすめする。熱は高くなるが1日ほどで風邪は軽快するからである。逆に薬を飲んで熱を下げると1週間もダラダラと長引いてしまう
- 風邪のときに、抗生剤は効果がなく、かえって善玉菌を殺してしまうのでおすすめしない(処方しない医師も増えている)