熱の花とは?(口唇ヘルペス)原因に意外な事実!

熱の花とは

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

熱の花ってなに?

熱の花画像イラスト
よく、「熱の花ができた~!」
なんて言ったりしますが、私も最初は「熱の花って何?」って思っていました。

ですが、医療機関に勤める仕事柄、ついに熱の花の意味がわかったのです!

「熱の花」とは

ポイント
「熱の花」とは、口角(口のすみっこ)にできた、赤い【できもの】を指します。
(この赤いできものを例えて「熱の花」と言います。)
「熱の花」の正式名称は「口唇ヘルペス」こうしんへるぺすです。

「熱の花」は、ウイルスによって起こるものですが、実は意外に知られていない真実があるので、紹介します。

熱の花の知られざる真実!

熱の花ができる原因

単純ヘルペスウイルス
「熱の花」の原因は、「単純ヘルペス」と呼ばれるウイルスによるものです。
「外からのウイルスに感染したのか~」って思った方は大間違い!

ポイント
実は、この「単純ヘルペス」は、赤ちゃんの頃にすでに感染している人がほとんどです。
そして、大人になってもず~っと、唇の神経に潜んでいます。

そのウイルスが暴れると、熱の花(赤いできもの)ができるという仕組みになっています。

熱の花ができるタイミング

抵抗力が弱っている人
唇の神経にず~っと潜んでいるのが「単純ヘルペス」です。
では、どのようなときに、暴れる(発症)するのでしょうか?

ポイント
実は、こんな時です↓

  • 抵抗力が弱っている、、、
  • 体調が悪い、、、

こんな時に、暴れだすのです。


なので、熱の花ができたという方は、抵抗力が弱っているのだと思って下さい。

熱の花の注意点!人にうつる!

口に手をあてる女の子
注意して欲しいのは、熱の花は他人にうつります。

キスなど直接触れ合うことは、もちろんですが、
食器などを介しても、うつる可能性があるのでご注意を!

熱の花の治療は?

診察イラスト
病院に行くならば、皮膚科が専門です。
抗ウイルス薬を飲んで治療することになります。

病院にいかなくとも、自然に治りますが、
睡眠、ストレス、食生活などをしっかり改善するほうがいいでしょう。

また、一度、熱の花ができても、何度でもかかりますので、
体調管理にしっかりと気をつけてくださいね。

このページのまとめ

  • 「熱の花」とは、口角にできた「赤いできもの」を指します。
  • 「熱の花」ができる原因は、体調不良や免疫力が下がっている時に、もともと唇に潜んでいる「単純ヘルペスウイルス」が、暴れたために「赤いできもの」ができます。
  • 単純ヘルペスウイルスは、多くの人が幼少期に感染しており、ずっと神経の奥に潜んでいる状態です。
  • 「熱の花」の治療方法は病院にいき、抗ウイルス薬を飲むことです。専門科は皮膚科になります。
  • 「熱の花」は、直接ふれると感染する可能性があるので注意しましょう。

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