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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
「お酢」は体にいい!
「お酢」は疲労回復に良いと言われ、健康的な食品として認識されています。
さらに「お酢」には疲労回復だけでなく、いろんな健康効果があります。
では、具体的にお酢には、どのような健康効果があるのでしょうか?
ぶっちゃけ鍼灸師
「お酢」の健康効果5つ!
1:疲労回復効果
「お酢」といえば、よく聞くのがこの疲労回復効果ですね。
人間の体は、エネルギーを作るために絶えず疲労の原因となる乳酸が作りだされてしまいます。
激しい運動や、よく動いた時なんかは、細胞内に乳酸が溜まりすぎてしまうのです。
そんな時に、「お酢」に含まれる酢酸は体内で、クエン酸として働き乳酸が蓄積するのを防ぎます。
よって、疲労回復に効果があるのです。
2:殺菌効果
「お酢」には、殺菌効果があり、細菌の侵入を防ぐと言われています。
疲れているときなんかは、免疫力が下がってしまうので、疲労回復と相性が良いですね!
細菌の侵入を防ぐということは、むだに免疫機能を消費しなくても済むので、免疫力維持にも効果ありです。
3:肩こり・腰痛・冷え性に効果あり!
「お酢」には、クエン酸回路を活性化させる働きがあります。
これは、代謝を上げて血行を促進させる働きがあるのです。
血行が良くなれば肩こり・腰痛・冷え性にも効果があるのです。
肩こり・腰痛・冷え性などが慢性化している人は、お酢を定期的に飲んでもいいかもしれませんね。
4:消化吸収を助ける効果!
「お酢」は、消化吸収を助ける効果があります。
特にカルシウムを溶かす作用から、カルシウムの吸収率を上げると言われています。
カルシウムを毎日、摂っているのに骨粗しょう症と言われたなら、「お酢」も一緒に摂ることをおすすめします。
5:栄養の破壊を防ぐ
お酢と他の食品と一緒に摂ると、栄養(ビタミンC)の破壊を防ぐと言われています。
つまり、同じものを食べたとしても、お酢と一緒に食べた場合は、ビタミンCをより多く摂取できることになります。
ビタミンCは、健康維持に必要なビタミンなので嬉しいですね。
お酢を飲むと体が柔らかくなるは嘘?
結論から申し上げると、お酢を飲んで体が柔らかくなるというのは嘘です。
科学的な根拠もありません。
ですが、なぜこのような説が言われるようになったのかといいますと、お酢に含まれる酢酸という成分は、タンパク質を分解する働きがあります。
料理などでお肉を柔らかくする作用と同じです。
この肉が柔らかくなるというイメージから、ついたものではないでしょうか?
ぶっちゃけ鍼灸師
血流が良くなって、筋肉に栄養が豊富に運ばれると、筋肉も柔らかくなりやすいです。
直接的にお酢が体を柔らかくすることはありませんが、血流の改善による副次的な効果はあるといえるでしょう。
「お酢」を飲むと胃を荒らす!?
「お酢」も酸の仲間なので、単体で「お酢」を飲むと胃を荒らしてしまうと言われています。
それを防ぐためには、他の食品と一緒にとれば、問題ありません。
空腹時に「お酢」を飲むのは避けましょう。
このページのまとめ
- お酢には、疲労回復・殺菌・血流改善・消化吸収・ビタミンCの破壊を防ぐという効果があります。
- お酢だけを空腹時に飲むと、胃を荒らすので気をつける
- お酢を飲むと体が柔らかくなるという科学的な根拠はない