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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
炎症とは?
よく、病院でもテレビでも
「悪いとこなんだな、、、」
「痛みがあるところなんだな、、、」
というのは、わかっていても詳しくは知らないという人がほとんどではないでしょうか?
小学生でもわかる炎症とは?
人間の体内に、敵(
日本では、
人間の体内でも、自衛隊が備わっているのです。
この体内の自衛隊を「
炎症とは、体内で自衛隊(生体防御機構)と敵(異物)の戦争のことを言います。
体内の自衛隊(生体防御機構)には、どんなものがあるの?
本物の自衛隊にも、陸軍・海軍・空軍とわかれているように、体内の自衛隊(生体防御機構)にも、マクロファージ・リンパ球・白血球などがあり、役割が決まっています。
異物(敵)には、どんなものがあるの?
病原体・化学物質・細菌・ウイルスなどなどです。
異物(敵)が、体内に入ってくる原因は?
地球上には、数多くのバイ菌・ウイルスなど、人間にとって有害なものがたくさんあります。
本来人間は、普段は皮膚がバリアの役割をしているので、バイ菌たちに、体内に侵入されずに済んでいるのです。
ところが、鼻や喉の粘膜バリアが弱っていると、バイ菌が体内へ入ってくるのです。
外からでなく、体内で異物(敵)が生まれる場合もある
たとえば、頭をぶつけると、赤くなって腫れますよね。
これも炎症が起こっています。
じゃあ、いったいどこから、異物(敵)が現れたのかといいますと、実は人間が自分で作ったのです。
頭をぶつけたときに、細胞は損傷します。
このときに、ぶつけた細胞は、損傷を知らせるために、ヒスタミンなどの細胞を発生させます。
つまり、このヒスタミンが異物となり、炎症が始まります。
ケガ以外でも、異物は生まれます
異物は、外からの侵入・ケガ以外でも発生します。
それは、細胞の新陳代謝異常など、細胞自体に異変が起こっている時、その異変を知らせるため異物を放出する場合があります。
または、パトロール隊が異物を発見する場合があります。
そのときに、異物が放出されるので、パトロール隊がそれを発見します。
それが炎症の数値となって、血液検査などで発見されるのです。
異物のきっかけを引き起こす種類
・ケガ
・打撲
・病原体
・細菌
・ウイルス
・化学的物質刺激
・新陳代謝異常
・極端な温度環境
・耳の中の水
・肺の中の水
つまり、炎症が起こっている=体にとって悪いことが起こっていると考えられます。
また、病院の検査で、「肝臓に炎症が起こってますね!」というのは、肝臓に、外から異物が侵入したか、もしくは細胞の使いすぎなどによる新陳代謝異常だと考えられるのです。
炎症とは、さらに具体的に!
さて、炎症とは体内の自衛隊(生体防御機構)と敵(異物)の戦いと表現しました。
炎症には「炎症の4徴候(ケルルスの4徴候」と呼ばれる4つの症状があります。
(熱感)熱くなるのは、体内の細胞たちが熱くなる物質をだすためであり、その理由は、患部を熱くしたほうが、生体防御機構細胞(兵士)が活発に動けるから。
腫脹するのは、血流量があがり、血管内の組織液などがあふれるため。その理由は物質供給などをスムーズにするため
疼痛するのは、炎症の際に、細胞たちはいろんな物質をだすが、それが痛み感覚を刺激してしまう。その理由は、悪い場所を知らせるために必要。
炎症はまさに戦争が体内で起こっているイメージを持つといいです。
体内の兵士たちが、異物を食べたりして戦う際に、いろんな物質を出す結果、炎症の4徴候が起こります。
ですが、この炎症の4徴候は、体にとってどれも必要な反応です。
炎症は体にとって良いの?悪いの?!
炎症とは、敵から体を守るために必要なので、体にとって必要なことです。
がしかし、炎症が起こったという事実には、「体にとって悪いことが起こっている」という証拠になるのです。
だから、炎症が悪者扱いされていますが、悪いのは異物であって、炎症という反応自体は、体を守ってくれている反応を指します。
炎症を簡単に説明しました。
ここでは、炎症というものがどんな状態なのか、子供でも分かりやすいように説明しました。
専門の知識をもった方からすると説明不足かもしれませんが、あえてわかりやすさを重点的にご説明しました。
あくまでも、「炎症っていったい何?」って思った方に向けた記事になっています。
またこれが、100%正解ということでもありませんので、あらかじめご了承下さい。