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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
トイレを我慢したら膀胱炎になるの?
よく、オシッコ(トイレ)を我慢したら膀胱炎になると聞いたことありませんか?
でも、「いったいなぜ」なのか気になりますよね?
実は、それにはちゃんとした理由があったのです。
膀胱は、「こんな仕組み」になっている!
おしっこを溜めておく場所は膀胱という臓器です。
膀胱は袋状になっており、約300ml~500mlで尿意を感じるようになります。
膀胱は伸縮性がありますので、600ml以上でも溜めることができますが、かなり尿意を感じると思います。
腎臓から、濾過された尿が膀胱に溜まっていくのです。
膀胱という袋に、ある程度尿がたまると、尿意を感じます。
そして、トイレにいくと、尿が出るという仕組みです。
ぶっちゃけ鍼灸師
では、次はおしっこを我慢したら、なぜ膀胱炎になるのかを説明します。
おしっこを我慢すると膀胱炎になる理由
膀胱の中には、多少の細菌が存在しています。
「いったいどこから、細菌が侵入したんだ!」と思うかもしれませんが、実はその細菌は、外部とつながっている尿道から侵入してくるのです。
先程、申し上げたように尿道と膀胱は距離が近いので、外部から尿道を通って、膀胱内に入ります。
そして、膀胱内で時間とともに繁殖していくという仕組みです。
もし、おしっこを長時間我慢したら、、、
もしも、長時間オシッコを我慢していたら、膀胱内でどんどん細菌が繁殖するということです。よって膀胱炎になりやすくなるのです。
もし、おしっこを我慢しないで、こまめに出していたら、、、
しかし、こまめにオシッコをすると、尿道から侵入してきている途中の細菌を洗い流すことにもなるので、オシッコを我慢しないことが、膀胱炎の予防にもつながるのです。
他にも、こんな説があります。
膀胱内は、細菌から守るバリアがあるのですが、
オシッコを我慢したら、膀胱内の水位は高くなりますよね。
この水位の高くなったところに、尿管があるのです。
ここはバリア機能が弱く炎症を起こしやすいのではないか?とも言われています。
水をたくさん飲むほうがよい?
おしっこを頻繁に行くほうが、膀胱炎になりにくいということになります。
なぜなら、おしっこを出すことによって細菌を流すことができるからです。
ですので、水をこまめに飲んで、おしっこをたくさん出すほうが、膀胱炎になりにくくなるでしょう。
健康な人はあまり気にしなくて良い
「おしっこを我慢したら膀胱炎になる!」って聞いて、不安に思ったかもしれませんが、多くの人は心配しなくても大丈夫です。
なぜなら、体内には細菌から体を守るシステムがあります。
ところが、免疫力が下がっている時(ストレス・体調不良・その他の病気にかかっている)などは、おしっこを我慢しないほうがいいでしょう。
膀胱炎のツボがあります。
もしも、膀胱炎にかかった、もしくは、よく膀胱炎になるという人は、膀胱炎のツボがありますので参考にしてください。
このページのまとめ
- おしっこをを我慢していると、細菌が繁殖しやすくなり、膀胱炎になりやすいというのはありえる。
- 健康な人は、おしっこをを我慢したからといって、膀胱炎になることはないので、心配はいらない。だけど免疫力が下がっている時などは要注意