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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
高血圧がなぜ悪いのか?その理由は?
最近ではよく、「高血圧!高血圧!」という世の中になりましたね。
ちまたでは、トクホなど血圧をコントロールするような食品やお茶などもたくさん販売されています。
でも、「高血圧がなぜそこまで悪いのか?」、「高血圧をほうっておくとどうなる?」って気になったことありませんか?
実は、高血圧をほうっておくととんでもないことになるのです!!
ぶっちゃけ鍼灸師
高血圧ってどんな状態?
まず、高血圧の状態を簡単に説明しますね。
心臓は、ドックンドックンと常に動いていますよね。
この「ドックン」と心臓がへこんだときに、血液が全身に運ばれます。
このときの、圧力を血圧といいます。
そして、血圧が高い状態を高血圧といいます。
日本高血圧学会では、140mmhg以上を高血圧と定めています。
高血圧をほうっておくとどうなる?
まずは水圧でイメージしてみてください。
お風呂でシャワーを浴びた時の水圧と
消防車のホースの水圧、どっちが威力が高いですか?
当然、消防車のホースですよね!
これと同じように、血圧が高いと、それだけ血管に負担がかかるのです。
高血圧だと、血管内では高血圧に耐えようとして、血管内を硬くするように変化していきます。
これが動脈硬化です。
動脈硬化になると、血管の弾力が失われていきます。
弾力のない血管は、傷つきやすくなるので結果的に、破裂しやすくなります。
これは、
(心筋梗塞・脳梗塞というのは、死と隣り合わせの状態)
ですから、「高血圧!高血圧!」とやかましく言っているのですね!
じゃあ高血圧の原因っていったいなに?
高血圧はまず大きく2つにわかれます。
- 原因がはっきりする2次性高血圧(
腫瘍 等によって、血圧をコントロールするホルモンが正常にならない) - 原因がはっきりしない
本態性高血圧 (おもに生活習慣が悪い。一般的な高血圧はこちらがほとんど)
本態性高血圧は、生活習慣が原因だと言われていますが、「これだ!」とはっきりわかっていないのが現状です。
がしかし、塩分のとりすぎがもっとも有力視されています。
塩分のとりすぎはどうなるの?
塩分をとると、塩分が血液の中に入ります。
血液中の塩分濃度が上昇すると、体のメカニズム(
これは、塩分が濃ければ、それだけ水も多く必要とされるのです。
結果的に、血液量が増えるので、それだけ心臓は血圧を高くしようとして、高血圧になるのです。
その他の原因
- 寒さ・・・寒いと、熱を逃すまいとして、体の毛細血管が収縮します。血管が収縮すると、押し出す力(圧力)が余計に必要です。そうなると、血圧を上げて対抗しようとします。
- たばこ・・・たばこを吸うと交感神経に作用して毛細血管が収縮します。
- ストレス・・・ストレスでも交感神経に作用して毛細血管が収縮します。
高血圧になったらどうすればいいの?
ちょっと基準値よりも、高いくらいの高血圧ならば、
医者からは生活習慣の改善を言われます。
食事療法や運動療法などです。
血圧が170mmhg以上の場合、血圧を下げる薬を処方されるのがほとんどです。
薬を飲んでも血圧が下がらなかったら、、、
薬を飲んでいるのにもかかわらず、血圧が下がらない人がいます、、、、。
そういった場合は、まず、高血圧の専門医にみてもらうほうがいいでしょう!
「高血圧の専門医なんてあるの?」と驚かれるかもしれませんがあるのです!
日本高血圧学会に所属していて、なおかつ高血圧の専門医である医師にみてもらうほうが、いいでしょう。
こちらが全国の高血圧の専門医の名簿一覧になります。
高血圧のツボがあります!
当サイトでは、高血圧を改善するツボがあるので参考にしてください!
このページのまとめ
- 高血圧を放っておくと、動脈硬化になり突然死のリスクが高まる
- 高血圧の原因は、生活習慣病であることがほとんど
- 高血圧は、食生活・日常生活を改善すれば、血圧が下がることも多い