治るしびれと治らないしびれ!障害した神経によって決まる!

しびれは治るの治らないの?

鍼灸師
しびれというと、正座をしていて足がしびれた、、、というのがよく知られています。
ですが、なにもしていないのに普段から手や足がしびれるという症状を訴える方が増えています。

こういったしびれの場合は、治るのか治らないのかについて詳しく解説していきます。

人間の神経について知ろう!

男性医師
治るしびれと治らないしびれを説明する前に、神経について簡単に説明しておく必要があります。
人間の神経の分布を大きく2つにわけた場合、
中枢神経ちゅうすうしんけい末梢神経まっしょうしんけいにわけることができます。

ポイント
脊髄神経と末梢神経の説明
中枢神経ちゅうすうしんけいとは、脳と背骨に収まっている脊髄までの神経を言います。
中枢神経は再生はしないので、中枢神経が原因でのしびれは治らない。
※脳梗塞後遺症によるしびれは、中枢神経の障害なので治りません。
ポイント
一方、脊髄から手足にむかって伸びる神経を末梢神経まっしょうしんけいと呼びます。
末梢神経は再生するので、しびれが治る可能性があります。

治る可能性のある末梢神経についてさらに詳しく!

女性医師
では、ここからは治るしびれの原因になっている末梢神経について具体的に紹介します。
末梢神経を細かくわけると、神経の中心である、軸索じくさくとそれをおおっている髄鞘ずいしょうがあります。

軸索と髄鞘

ポイント
神経が軸索からちぎれてしまう場合を軸索変性じくさくへんせいという。
軸索は再生しないので、たとえ末梢神経からくるしびれであっても改善は期待できないです。
ポイント
逆に髄鞘の変性を節性脱髄せつせいだつずいといい、これが原因によっておこるしびれは治りやすく、
また末梢神経障害の大多数は、節性脱髄です。

ポイント
節性脱髄の場合は、神経が再生していくのですが、
再生の速度は、1日に0、3ミリ~1ミリとされています。

計算では10ヶ月で、30センチメートル伸びることになります。
手足の神経は1メートル以上もあるので、しびれの改善が2年以上かかる場合もあります。

治るしびれの場合

問診 イラスト
治るしびれの条件は、末梢神経からきていることが最低条件です。
しびれが長く続いている場合は、一度しびれを専門に診てくれる神経内科しんけいないかを受診することをおすすめします。

神経内科についてはこちらで詳しく紹介しています。
しびれは何科に行けばいい?専門的に診てくれるのは神経内科です!

神経の圧迫による、しびれがあります。

神経が障害を受けていないのに、しびれを感じる場合があります。
それは、神経がどこかで圧迫を受けている場合です。

圧迫を受ける原因はいろいろあります。

浮腫(むくみ)・腫瘍などがありますが、一番多いのは、筋肉の緊張による圧迫です。

この筋肉の緊張による圧迫が一番多く、そして、治りやすいです。
筋肉の緊張さえやわらかくなれば、神経の圧迫は緩和され、しびれも治ります。
筋肉の緊張を治してくれるところは、【整骨院・鍼灸院・マッサージ院・病院のリハビリ科】などがあります。

治らないしびれの場合

医者と患者
完全によくならない場合でも、ある程度は感じ方を和らげることはできないかという目的で、抗てんかん薬や、麻酔科の治療という選択支もあります。

また、精神安定薬などで心理的ケアを目的とする場合があります。

もしくは、治らないしびれでも、年を重ねるにつれて弱く感じてくるという人が多いのも事実です。
治らないしびれでも、ある程度は上手につきあっていくという心構えが必要にはなってきます。

温めることによって、しびれが治りやすくなります。

治るしびれの場合、血流を改善してやると治りやすくなります。

ポイント
温める場所は、

  • 手~肩がしびれる場合・・・
  • 足~太ももがしびれる場合・・・

温める方法は、貼るカイロや温めグッズを使うといいでしょう。

このページのまとめ

  • 神経には、治るしびれと治らないしびれがある。
  • 治らないしびれは、脊髄(脳を含む)での損傷は治らない
  • 治るしびれの場合、末梢神経の損傷、もしくは圧迫にわけられる
  • 治るしびれの場合は、筋肉からの問題が多いので筋肉を緩めてくれる場所に行くと良い

2 COMMENTS

kumazawa miho

現在25歳で保育士をしています。
私が高校2年生か3年生の頃、体育の授業でサッカーをしていた時、他の生徒が蹴ったボールが左腕に直撃してしまいました。
その時、腕に痛みはありましたが「これくらい大丈夫」と思い、プレー続行。
授業後、保健室に行く事もせず、今までずっと放置していました。
あれから6~7年経ちますが、まだ腕の痺れや感覚麻痺(熱い・冷たいの感覚鈍麻)に悩まされています。
・料理中に火傷しても全く熱さを感じず、水で冷やす処置をしなくて大丈夫。
・冷たい氷に触っても、冷たい感覚がしない。
・腕に物がぶつかっても「何かが触れた様な気がする」くらいの感覚しかなく、当たった感触がしない。
・腕を心臓より高く上げると腕が痺れてきて洗濯物が干せない。
・歳を重ねるにつれ、左手の感触も年々失われてきている。触覚が鈍い。
といった症状に苦しみ続けています。(ある意味、感覚異常の重傷レベル?)←周りから「病院行けよ」って言われてしまいそうです。早く診察してもらわなきゃ!
今となっては昔?の話なので自虐的に語ってしまいましたが、本題に戻ります。
感覚がどれくらいなのかと言うと、負傷する前を10割とするなら、今は酷い時で3~5割くらいの感覚しか残っていません。放置したのが災いしたのか、日常生活に弊害が出るばかり…本当に苦しいです。
しかし、これほど悩んでいるのにも関わらず通院する事なく6~7年間も放置したので後遺症になってしまいました。
親に相談しても分かってもらえなかったので自分で整体か整骨院か接骨院を探して治療しようと考えましたが、どこで治療すればいいのか分かりません。
自己流の治し方で、その場しのぎの対処法ですが、左腕と左手を右手の拳で思いっきり叩いて感覚戻しをしていますが、すぐに感覚が元に戻ってしまいます。
自己流では何とかならないですね…ここまでのレベルになったら…
やっぱり餅は餅屋で治療を受けた方がいいですね。近所で自分に合ったところが見つかれば通いたいと思っています。早く見つけたいです!
今、ここにコメントを書いている時、PCのキーボードを打つ感覚が左手は見事にゼロ!右手は正常ですけどね。
失われた左腕と左手の感覚が戻る日が来るのでしょうか…
完全に戻らなくても少しでも戻って欲しいと願うばかりです。
長文失礼しました。

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ぶっちゃけ鍼灸師

kumazawa miho様
コメントありがとうございます。
大変つらい状況だと、ご察しします。
コメントを読ませていただきましたが、
まずは、神経内科で診てもらったほうがいいと思いますよ。
神経内科に通院してみて、とくに改善しないのならば、お近くの整骨院・鍼灸院などに行ってみるといいでしょう。
合う合わないがあると思うので、合わなければ違うところを探すといった感じでいいと思います。
症状が良くなることを願っています。

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