「股関節痛」の鍼治療

股関節痛 鍼治療法

ぶっちゃけ鍼灸師

このページでは、「股関節痛の特徴」および
「股関節痛の鍼治療法」
をご紹介します。
中国鍼での局所治療法となりますので予めご了承ください。

もくじ(クリックで飛びます)

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

股関節痛の特徴

ポイント
股関節周りの筋肉が悪くなると
・あぐらがかけない
・腰をかけられない
などの症状がでてきます

介護士・看護師など人を支える人に多い症状です
(支える際に中小殿筋を酷使するため)

また、体重が多い人がなりやすく
あまりにも体重が重たい人(100kgオーバー)は治りにくいです

股関節痛の鍼治療

大転子から扇状に
複数本置鍼します。
股関節 中国鍼1
いずれも、骨にまで到達させることが重要です。
痩せ型に人だと2寸で届きますが
人によっては4寸を使用したりもします。

中小殿筋は、側面にも伸びるので意識して刺鍼してきます。
股関節 中国鍼2

股関節がほとんど動かない重症患者の場合は、
下方から寛骨臼の間をめがけて刺入すると効果が良いです
寛骨臼 刺鍼
(寛骨臼の中に鍼がはいっても問題ありません)

2回ほどしてまったく効果がない場合は、
腸骨筋刺鍼・大腰筋刺鍼も加えるようにしましょう。