ぶっちゃけ鍼灸師
こちらでは、整形外科に勤務する鍼灸師が「肩こり・腰痛になりにくい布団」について、まとめています。
まずは、布団の固さからみていきましょう!
まずは、布団の固さからみていきましょう!
布団の固さ
人間の背骨というのは、肩こり・腰痛にとても関係があります。
背骨が真っすぐに伸びていると、肩・腰への負担が少なくなります。
実は、布団の固さが、寝ている時に背骨が真っすぐになるかどうかに大きく関係するのですね。
ポイント
布団が固すぎると、体が沈まなくなります。
仰向けだと、腰が浮いて反り腰 になり腰痛の原因に!
仰向けだと、腰が浮いて
ポイント
また柔らかすぎる場合は、体が沈みすぎて、背骨のカーブが崩れます。
これまた腰痛の原因になります。
これまた腰痛の原因になります。
ぶっちゃけ鍼灸師
適度な敷き布団の固さは、体全体が約3cmほど沈むものがいいでしょう。
おすすめは低反発素材 の布団
もし、肩こり・腰痛に最適な布団を探しているのなら、
ポイント
低反発素材とは、
アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した素材です。
衝撃を吸収する力に優れた素材です。
アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した素材です。
衝撃を吸収する力に優れた素材です。
ポイント
仰向けに寝ても、自然な背骨のS字カーブを維持できるので、肩こり・腰痛を改善できます。
ポイント
横向きに寝ても、背骨を真っすぐにできるので、負担を軽減して、肩こり・腰痛を改善できます。
寝る時の「おすすめの向きは?」
肩こりの場合
肩こりならば、仰向けが横向きがおすすめです。
うつ伏せだと、首に無理な力が加わるのでおすすめできません。
五十肩の場合
五十肩の場合は、仰向けがおすすめです。
横向きだと、痛い方を下にすると血流が悪くなり痛みで目を覚ます場合がります。
うつぶせも、無理に肩を撚る原因となるのでおすすめできません。
腰痛の場合
腰痛では、横向きがおすすめです。
理由は、横向きが腰に一番負担が少ないからです。
次に、仰向けです。
うつ伏せは、腰に負担がかかるのでおすすめできません。
寝るときの【向きの工夫】
寝るときの向きによって、体にかかる負担が変わります。
では仰向け・横向き・うつ伏せの違いを見てみましょう!
ポイント
仰向けに寝る場合は、ひざの下に、バスタオルやクッションを下にいれて寝ると、背骨のS字をきれいに保ちやすいです。
ポイント
横向きで寝るのは、背骨に優しいですね。
横向きで寝るときは、ひざを軽く曲げて、ひざとひざの間にバスタオルやクッションをいれるとリラックスしやすいのでおすすめです。
横向きで寝るときは、ひざを軽く曲げて、ひざとひざの間にバスタオルやクッションをいれるとリラックスしやすいのでおすすめです。
ポイント
うつ伏せは、首にも腰にも負担が大きいのでおすすめしません。
ポイント
寝るときの環境というのは、肩こりや腰痛改善にも大きくかかわってきますので、いろいろ工夫をしてみてくださいね。
このページのまとめ
- 布団によっては、寝ている時に背骨を無理な姿勢にしてしまう。その結果「肩こり・腰痛」の原因となるので布団選びは慎重にしたい
- 肩こり・腰痛にならない布団の選び方は、硬すぎず柔らかすぎずが基本。低反発素材の布団を使用するとよい
- 寝る時の向きによって、それぞれ工夫がある「横向き・仰向け・うつ伏せ」