「 歯がうく 」とは?肩こりのときにもよく言います。

歯が痛い女性

「歯が浮くうく」とは?

女性鍼灸師

ぶっちゃけ鍼灸師

私も、まだこの世界の駆け出しのころ、
年配の患者さんが肩こりで「歯が浮くうく」といわれて、最初は意味がわかりませんでした。

「歯がうくとは?」
今は、当然わかるのですが、「歯が浮くうく」とは歯ぐきのあたりが、腫れてる感じがすることです。
足がむくむことを、足が浮くうくともいいます。
それと似たような感覚です。

つまりあごの周りや、歯ぐきのあたりが、むくんでいるような感じがして、

  • 重だるい、、
  • 噛むのがつらい、、

というときに、「歯が浮くうく」という表現を使います。

「歯が浮くうく」原因は?

歯のイラスト
「歯が浮くうく」原因は肩こりです。
肩こりというのは、あごの筋肉や、噛む筋肉(咀嚼筋そしゃくきん)と密接な関係があります。

これらの筋肉が、硬くなると、重だるい感じがして、噛むのは当然疲れます。
それに、あごの筋肉の下にある、血管・リンパの流れなども渋滞しがちになるので、実際に、むくみが生じています。

歯が浮いたのを治す方法は?

歯科医
やはり、肩こりを治すことが優先だと思います。
なので、鍼灸やマッサージ治療を受けるのがいいでしょう。

その際は、担当の先生に「歯が浮きます。」と相談してみてください。

もし、歯や口の中に疾患があるなら
もし、歯や口の中に疾患があるなら、それが「歯が浮く」原因の可能性もあるので、その時は先に歯科に行ってください。

自分で「歯が浮くうく」のを治す方法3つ

ぶっちゃけ鍼灸師

自分である程度改善したいなら次の3つですね。

1.温めて解消する!

自分で、肩・首を温めてください。
温めるならタオルを水でぬらし、絞ってレンジで30秒~1分くらいチンしてください。

こり温めグッズを使うのもいいでしょう。
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2.マッサージで楽にする!

マッサージは、顔のエラのあたりや、耳の下首の周囲など自分でマッサージしましょう。
人差し指・中指・薬指の3本で、円を描くようにマッサージするといいかと思います。

3.咀嚼運動をする!

運動は、口を何回か、開け閉めしましょう。
これにより、血流量が一時的に増えます。

ぶっちゃけ鍼灸師

「歯が浮く」のを自分で治す方法を紹介しました。
1週間しても、治らない場合は、専門家に見てもらいましょう。
以上参考にしてくださいね。

このページのまとめ

  1. 歯が浮くというのは、肩こりが原因となり、顎・首の辺りが重だるく感じることを言う。
  2. 歯が浮く原因は、肩こりが根本的にある(もしくは、口の中の疾患の可能性もあるので、長引くならば歯科医・口腔外科などに行きましょう。)
  3. 歯が浮くのを治すには「温める・マッサージする・口を動かす」これらを試すと良い

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