ぶっちゃけ鍼灸師
肩こりのプロであり、外国人を鍼灸治療してきた私がズバリ言います!
外国人でも肩こってますよ!
では、詳しく解説していきますね!
まずは、「外国人が肩こりがない」と言われる部分について解説していきます。
もくじ(クリックで飛びます)
外国人は肩こりがない!?
実は、外国では肩こりの概念が、あまりありません。
まったくこらないわけではないのですが、日本のように日常的に肩こりを訴える人は少ないのです。
なんとも意外に感じるかもしれませんが、一体なぜなんでしょう、、、?
問題は、日本人にあり!
日本人が、「肩がこりすぎる」のです!
「思いやり」の気持ちは、それはそれで素晴らしいことだと思いますが、
裏を返せば、気を使いすぎるということにもなるのでしょう。
つまり、ストレスから慢性的な肩こりになっている場合が多いです。
外国では肩こりという言葉がない
日本では「肩こり」と言えば、たいていの人にわかってもらえます。
しかし、これが外国だと「肩こり」に該当する言葉がないのです。
もちろん、外国人でも肩こりはあるので、病院などで肩こりを訴える場合は
「スティッフショルダー」(stiff shoulder)と言うのが一般的のようです。
ただ、これだと肩関節が、固くなって動かない、、、と解釈されたりするので
他にも英語では肩こりのことをこのように、言います。
↓
- 「stiff neck」(スティッフ ネック)
- 「tight shoulders」(タイト ショルダー)
- 「shoulder discomfort」(ショルダー ディスコンフォート)
- 「shoulder stiffness」(ショルダー スティッフネス)
※ただし、日本語の「肩こり」を伝えるには多少説明が必要になります。
「外国人は肩がこらない!」はウソだった!私の体験談
私は、鍼灸ボランティアとしてネパールに行き、ネパールに鍼灸治療を行ったことがあります。
プロフィールに、その時の画像を掲載しております。
ボランティアの間、70人くらいのネパール人に鍼灸治療しましたが、肩こりを訴えたり、頸肩腕症候群の症状を持っていた方がたくさんいました。
また、私は英語の勉強のために、外国人旅行者を家に泊める「カウチサーフィン」というのも積極的に行っております。
今までに10人以上は泊めており、アメリカ人・オーストラリア人・韓国人・ブラジル人・チリ人・メキシコ人を泊めましたが、たいてい肩こりを訴えていました。
実際に彼らに鍼灸治療をしました。
その時に肩を触ったのですが、結構ガチガチに硬くなっていました。
これらの体験談によって、私は「外国人は肩がこらない!」についてはウソだと思います。
ただ、統計的にみると、日本人と比べると、肩こりの人は少ないですけどね。
日本で生活している外国人は肩がこっている!?
私は英語習得のために、外国人が集まる場に行くことも多いです。(国際交流パーティーなど)
その時に、日本在住の外国人と話をするのですが、肩こりはやはり多いです。
母国に住んでいる外国人と比べると、日本に住んでいる外国人のほうが肩こりだと思います。
これは2つの理由が考えられます。
1:日本での生活がストレスになっている
大きなストレスでも無いと思います。
日本に住んでいる外国人のほとんどが「日本大好き」「日本最高」と言ってますから。
ただ、ちょっとしたホームシックのようなものだったり、日本の文化になじめない部分もあるといったストレスはあるようです。
2:日本人の「気にしすぎる文化」に影響を受けてている
日本に住んでいる外国人は、日本人の「気を遣う文化」というもを参考にしていきます。
「日本に来たのだから、日本人のようにしなきゃ」と、思う部分があるようです。
その結果、やはり考えすぎてしまい肩こりになっているケースもあるのです。
このページのまとめ
- 外国人は、肩がこらないという都市伝説がある
- 実際に私の体験談では、外国人でも肩こりが案外いた。
- 日本人との比率を比べた場合、外国人で肩こりを訴える人は少ないといえる