鍼灸をしないほうがいい場合。こんなときは治療が出来ません。

ぶっちゃけ鍼灸師

こちらでは、鍼灸をしないほうが良い場合を鍼灸師がお答えしています。

鍼灸治療 しない方がよい場合

鍼灸師
鍼灸治療をしないほうがよい患者さんも中には存在します。
では、いったいどんな患者さんでしょうか?
大きく5つにわけてみたので参考にしてみてください。

1:お酒を飲んでいる場合

ビールを飲むサラリーマン
お酒を飲んでいる場合は、鍼灸治療後に酔いすぎてしまい、悪酔いする可能性があります。

お酒を飲んでいる場合は、鍼灸治療を控えるようにしましょう。

2:鍼を極度にいやがっている場合

説明をする鍼灸師
鍼というのはどうしても、初めて受ける場合、怖いというイメージを持っている方が多いです。
中には、極度に緊張してしまう患者さんもいるわけです。

注意
それなのに、「鍼灸のほうが効果があるだろう」と、鍼灸師の勝手な判断で治療をすすめてしまうと、緊張のあまりに、あとで気分が悪くなることがあります。

ですので、鍼灸治療が苦手かどうか、インフォームドコンセントをしっかりとってくれる先生がいいでしょう。
※インフォームドコンセントとは、事前に確認をとってくれる事。

3:インフルエンザなどの予防接種を受けている場合

注射イラスト
予防接種を受けているときは、鍼灸治療を控えましょう。
といういのは、予防接種を受けた時は体内で、免疫システムが忙しく働いている時です。

そこへ、鍼の刺激を加えることは体にとって負担となるのでやめておきましょう。

4:鍼灸治療の禁忌症きんきしょう

医者イラスト
禁忌症きんきしょうとは、世界保健機関(WHO)が定めているもので、「鍼灸治療をしてはいけません!」という状態のことです。

禁忌症一覧

ポイント
  • 感染性疾患
  • 急性腹症
  • 重篤な心疾患
  • 悪性腫瘍(ガン)
  • 血友病
  • 壊血病かいけつびょう
  • 紫斑病しはんびょう
  • 異常に血圧が高い(低い)場合
  • ケガで出血の場合
  • 免疫不全症
  • 精神異常時
  • 高熱時
  • 骨折
  • 皮膚病

5:金属アレルギーがある

鍼灸治療で使用する金属はステンレス・金・銀などです。
当然、金属アレルギーの方に鍼をすることはできません。

過去に、鍼をしてひどくなった(痛みが増した)という場合は、問題ありません

患者さんの中には、「過去に鍼をしたらひどくなったから、自分は鍼をしないほうがよい」と勝手に決めつけている場合があります。
がしかし、そんなことはありません。
その理由を今からご説明します。

鍼灸治療後に痛くなるのは、よく効いているから!
鍼灸治療の後に、患部が痛くなったりする(ひどくなったと感じる)ことは、往々にしてあります。
結論から申し上げると、鍼が良く効いているからそのように感じるのです。
(好転反応ともいいます。)

ポイント
「痛みがひどくなっているのに、なにが効いているんだ!」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
例えば、正座を30分するとします。
30分後には、足に感覚がなくなってきます。
これは、長時間神経を圧迫したからです。
この状態で、立つとどうなるでしょうか?
たった瞬間に足がビリビリっとして、痛みが激しくなりますよね。
これと同じことが言えるのです。

ポイント
あなたの慢性の肩こり・腰痛があったとします。
慢性なので、筋肉がガチガチになり神経を圧迫しています。
そこへ、鍼灸治療によって、急に筋肉を緩めてあげたとします。
すると、圧迫を受けていた神経が、開放されるのでビリビリっと痛みが激しくなったのです。
もちろん、この痛みは、正座の時と同じで、時間がたてばもとに戻ります。
神経の圧迫を取り除いてあげたので、一時的にひどく感じたとしても、その後は必ずよくなります。

ぶっちゃけ鍼灸師

つまり、鍼灸治療後に「ひどくなった」という経験をお持ちの方は、それはよく効いていたという証拠であり、鍼灸治療を受けないほうが良いという理由にはなりません。

「鍼灸治療をしたほうがいいかどうか」を先生に相談してみよう!

鍼灸師
いかがでしたか?
鍼灸治療を受けないほうがいい場合というのを紹介してみました。

「鍼をしてもいいのかな?」って思った場合は、治療の前に先生に相談してみましょう。

このページのまとめ

  • 鍼灸治療を受けないほうが良いケースが大きくわけて5つある
  • 「過去に鍼灸治療後にひどくなった」というケースは、鍼がよく効いていた証拠なので、「鍼を受けないほうが良い」ケースには当てはまらない
  • 鍼灸治療については、かかりつけの鍼灸師(もしくはこれから受けようと思っている鍼灸師)に相談すると良い

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