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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
ぶっちゃけ鍼灸師
こちらでは、健康食品管理士の資格を持つ私が、「牛乳を飲むと下痢・ゴロゴロする理由」をわかりやすく解説しています。
牛乳を飲むと必ず下痢をする人は、飲まないほうがいいです!
ポイント
- 牛乳を飲むと毎回、下痢をする、、、、
- お腹がゴロゴロとなる、、、
なぜかと言いますと、体質に合っていないからです!
なぜ、牛乳を飲むと下痢をするの?
この体質についてもう少し具体的に解説します。
「牛乳を飲むと必ず下痢(ゴロゴロいう)する人を医学的には
なぜこのような名前なのかと言いますと、牛乳に含まれる栄養に乳糖があります。
その乳糖を分解する酵素を持っていないことを、
ポイント
例を挙げてわかりやすく言えば、お酒が強い・弱いはどこできまるのか?
ポイント
この牛乳に関しても、
- 乳糖を分解する酵素を持っていれば消化できる。
- 酵素を持っていなければ分解できない。
ということになるのです。
ポイント
つまり、「牛乳に含まれる乳頭」を分解する酵素を持っていないがために、消化できずに下痢をしているのです!!
乳糖不耐症の人が牛乳を飲むと体に悪いです。
日本人は、この乳糖を分解する酵素を持っている人は、約30%と言われています。
残りの70%の人は、酵素を持っていないということになります。
「 ただ下痢をするだけだから別に牛乳を飲んでもいいんじゃないの? 」って思うかもしれませんが、それだけではないのです。
実は腸内環境を荒らしてしまう恐れがあります。
牛乳で、腸内環境が乱れるかもしれない!
ポイント
分解・吸収できないものが、「頻繁に」&「大量に」流れてきたら、やはり腸にはよくないですね。
腸内環境というのは、善玉菌や悪玉菌の優劣により変化するのですが、
乳糖不耐症の人が、無理に牛乳を飲んでいると善玉菌を減らして悪玉菌を増やしてしまう恐れがあります。
腸内環境というのは、善玉菌や悪玉菌の優劣により変化するのですが、
乳糖不耐症の人が、無理に牛乳を飲んでいると善玉菌を減らして悪玉菌を増やしてしまう恐れがあります。
こちらの記事:腸内環境を整えるでも紹介していますが、腸の環境は人間の健康にとっても大事な役割を担っています。
ポイント
また、この乳糖不耐症という体質は、酵素をもっているかどうかの違いで、なにをやっても一生かわることはありません。
お酒がまったく飲めない人が、いくらお酒を訓練しても、飲めるようにならないのと同じ
お酒がまったく飲めない人が、いくらお酒を訓練しても、飲めるようにならないのと同じ
でも、ヨーグルトやチーズなどの乳製品はまったく問題なし!
「じゃあ、ヨーグルトやチーズとかの乳製品も食べると良くないの? 」って思った方も多いと思います。
結論から申し上げれば、乳製品はまったく問題ありません。
なぜならば、ヨーグルトやチーズというのは発酵食品です。
つまり、発酵する過程で、乳糖が分解されているのです。
よって、人間の体に消化・吸収されやすい状態で、入ってくることになります。
ポイント
発酵された乳製品は、消化・吸収しやすいというだけでなく、腸内の善玉菌を増やす作用があるので、腸内環境改善にはとってもおすすめですよ!\(^o^)/
補足
ポイント
人間は、本来、乳糖を分解する酵素を持っています。理由は、赤ちゃんの頃は、ミルクを分解して栄養を得るからです。
なので、正確には成長するにつれて、乳糖分解酵素の分泌が低下してしまうようです。
また、乳糖不耐症でも、260mlの牛乳なら症状は出ないと言われています。
このページのまとめ
- 牛乳を飲むと「下痢・ゴロゴロ」する人は牛乳を飲まないほうが良い。理由は体質に合っていないから。無理に飲んでも腸内環境を悪化させるのでおすすめできない
- 日本人は7割が乳糖不耐症と言われている
- 牛乳を飲むと「下痢・ゴロゴロ」する理由は、牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素を持っていないために、乳糖を分解できずに下痢を起こす。この体質は一生変わることはない
- ヨーグルト・チーズなどの牛乳からできた発酵食品ならば食べても問題ない。理由は発酵の過程で乳糖が分解されているからである