腰部脊柱管狭窄症の手術おすすめしない理由

腰部脊柱管狭窄症手術おすすめしない理由

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

ぶっちゃけ鍼灸師

腰部脊柱管狭窄症の手術は個人的にはおすすめしません。
その理由について「3つの見出し」で順番にお話します。
※ただし、症状によっては手術したほうがよいケースもあるので最後にまとめます。

1:手術しても痛みが改善しない人がいる

手術をしても痛みがとれない人がいます。
手術が失敗したというわけではなく、画像上では完全に神経の圧迫がないのにもかかわらず、痛みが改善しない人もいるのです。

これはどういうことかといいますと、骨とは関係のない大腰筋だいようきんが硬くなりすぎると
大腰筋
脊柱菅狭窄症のような症状がでたり股関節の筋肉が硬いと間欠性跛行がでますので、主な原因はそこにあるのかもしれません。

ただし、西洋医学では筋肉が硬くなって痛みが出るという概念が乏しいので、そのようなことが起こります。

2:手術後に痛みが再発する人もいる

手術後、数年経ってから痛みが再発する人がいます。
その場合、再度画像診断を受けますが「神経の圧迫はみられない・手術は成功しています」と言われ痛み止めの薬をもらうだけとなります。

この場合も大腰筋が硬くなっていることが考えられます。
大腰筋の硬さというのは画像には映らないのです。

ただ大腰筋が硬くなると周囲の神経を圧迫するので痛みがでます。

3:鍼で脊柱菅狭窄症が治る人がいる

以前の動画でも紹介しましたが、「椎間板の圧迫」による狭窄症ならばで痛みが改善します。
ただし、「大腰筋刺鍼」という特殊な鍼を受けないと改善しません。
鍼をする場合は、お近くの鍼灸院へ事前に問い合わせてください。

まとめ

私がこの動画で一番伝えたいことは、腰部脊柱管狭窄症と診断され「手術しかない」と言われてもまずは、「大腰筋刺鍼」を試してみてください。
もしかすると、手術をせずに済むかもしれません。

手術したほうがよいケースは、日常生活がままならないほどの痛みが、骨の圧迫によって起こっている場合です。
それらも含めて、鍼灸院で相談してみることをおすすめします。

ポイント
また、手術後の金属が腰に入っている人でも、大腰筋刺鍼は受けられます。
なので、術後に再度、痛みが出てきた人でも
大腰筋刺鍼が受けられる鍼灸院を探してみてはいかがでしょうか。