動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
ぶっちゃけ鍼灸師
この動画では肩甲下筋の鍼の方法についてご紹介します。
肩甲下筋は五十肩や「手が後ろに回らない」人にとても有効です。
肩甲下筋は五十肩や「手が後ろに回らない」人にとても有効です。
仰臥位
肩関節を90°屈曲位にします。
(肩が上がらない人は、上がるところまで)
理由は、屈曲位にすれば、胸郭から肩甲骨が離れて
気胸を起こしにくくなるからです。
事前に必ず、脇に手を入れて胸郭の位置を確認しておきましょう。
胸郭から3cm外側に離れた肩関節の前面から
肩甲骨に当たるまで3~4本直刺します。
直進性を保つために5番以上の鍼を使用しましょう。
肩甲骨に当てたとしても
胸郭に入らない限り、肺にささることはありません。
伏臥位・側臥位
(側臥位時には、三角枕を抱かせてください)
腋窩横紋のラインから肩関節前面へ向けて刺鍼します。
体格によりますが5cm~10cmほど刺入し
硬い筋肉に到達したら1cmほど刺入して置鍼します。
肩が悪い人は、たいてい肩甲下筋が硬くなっています
胸郭に鍼が向かわないように注意しましょう
注意
初めて肩甲下筋へ鍼をする場合は、必ず熟練者の指導の元、行うようにしてください。