糖尿病を治す鍼治療(効果のあるツボ・ランゲルハンス島β細胞を増殖)

動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、画像による解説です。

ぶっちゃけ鍼灸師

「糖尿病を鍼で治せるか?」これはやってみないとわからないです。
ただ、今回紹介する鍼治療は「実際にランゲルハンス島β細胞の増殖が確認された治療法」となりますので参考にしてください。

糖尿病のツボ「胰兪」

ツボ 胰兪
糖尿病治療の使うツボは「胰兪いゆ」と言います。
場所は、第8胸椎/第9胸椎棘突起間の外1寸5分 です。

「糖尿病の鍼治療」刺鍼方法

ツボの位置よりも深さが重要になります(その理由は後述します)
寸3(もしくは寸6)の鍼で第8胸椎棘突起横と第9胸椎棘突起横からそれぞれ、内側に10°傾けて椎弓に当ててとめます。
糖尿病の鍼治療
(棘突起間にしないのは、椎弓に当てるためです)
また、自己治癒力を高めるために、
第8・第9だけにとどまらず広範囲にて起立筋を緩めるほうがよいでしょう。

椎弓に当てる必要性

別動画「なぜツボで内蔵の病気が治るのか?」でも解説しましたが、内蔵を調節している自律神経は
前枝を内蔵へ出し
後肢を起立筋へ出します。
起立筋を深部まで緩めることにより、神経パルスを改善させた結果内蔵の血流を回復させて自己治癒力を高めるので、椎弓まで鍼を届かせる必要があるのです。

ぶっちゃけ鍼灸師

以上が糖尿病を鍼で治す治療法となります。
もちろん、起立筋を緩める他にも経絡治療を混ぜても問題ありませんし、そのほうが効果も高まると思います。

ぶっちゃけ鍼灸師

ただ、100%治るという保証はないので「糖尿病を治す」と謳うよりも、肩こり・腰痛で来た患者さんで「糖尿病」の人にオマケでやってあげて、効果を確かめるほうがよいと思います。