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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
ぶっちゃけ鍼灸師
鍼灸治療の鍼の本数は多い方が良いのか?少ない方が良いのか?これについて考察します。
メリット・デメリットや、刺激量についても考察しているのでぜひ最後まで御覧ください。
メリット・デメリットや、刺激量についても考察しているのでぜひ最後まで御覧ください。
・流派によってわかれる
ポイント
鍼灸治療には、さまざまな流派があります。各流派によっても、本数がわかれます。
多いほうだと1回の治療で50本以上
少ないほうだと1回の治療で1~2本
平均だと10本~20本くらいです。
メリット・デメリット
ぶっちゃけ鍼灸師
メリット・デメリットは、私個人の主観も含まれており、
すべてに当てはまるとはいえないので、あらかじめご了承ください。
すべてに当てはまるとはいえないので、あらかじめご了承ください。
多く刺さないほうが良いのでは?という誤解
ぶっちゃけ鍼灸師
鍼灸師の中には、「多く刺したらなんとなく良くないのでは?」と考えている人もいると思います。
おそらく「ドーゼオーバー・暈鍼・切皮痛」について心配していると思うので解説しておきます。
おそらく「ドーゼオーバー・暈鍼・切皮痛」について心配していると思うので解説しておきます。
ドーゼオーバー(刺激量過多)
鍼の本数が多いとドーゼオーバーを心配するかもしれません。
ドーゼオーバーとは、マッサージの揉み返しのようなもので鍼では「鍼ごわり」などと呼ばれます。
この「鍼ごわり」ですが、本数はあまり関係ありません。
「鍼ごわり」しやすいのは、パルス(電気鍼)で強刺激を長時間当てた時と、雀啄・
暈鍼
主に首を治療する場合に多く、
また、「体調不良・睡眠不足・過度の空腹時・鍼が初めてで過度に緊張する場合」に起こるのでそこに気をつければ問題ありません。
切皮痛・刺入痛
切皮痛に関して言えば、「痛くない切皮痛」をマスターすれば、ほとんど切皮痛なく鍼を多く打てます。
刺入痛に関しては、多くは鍼がトリガーポイントに向かっているために起こるので
それを見極め、患者さんに話せば納得していただけます。
注意
鍼は、副作用がないですから、50本打とうが身体に悪影響はありません。私自身、患者さんに50本以上打ったことありますし、受けたことも何度もあります。
また美容鍼など、顔にたくさん打っていますが、問題がないのでたくさん打っているのだと思います。
患者様におすすめするのは?
ぶっちゃけ鍼灸師
患者さんは「鍼は多いのか少ないのか」で迷うよりも、
「治るか治らないか」で鍼灸院を選びましょう。
10回受けて、「その日だけマシ」という状態ならば変えたほうがよいと思います。
「治るか治らないか」で鍼灸院を選びましょう。
10回受けて、「その日だけマシ」という状態ならば変えたほうがよいと思います。
鍼灸師・学生におすすめするのは?
実際に受けたり、勉強してみて、自分が納得のいく治療法を模索すればよいと思います。
とくに「本数が多い・少ない」両方とも経験すれば、納得がいくのではないでしょうか。