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学生時代 しっかり勉強しているほうがいい?
あるとき、学生さんから、当サイトにこんな質問を頂きました。
「学生の間から、しっかり勉強しておくほうがいいですか?」と、、、
では、なぜ良いのかその理由をご説明していきます。
ちょっとその前に、、、
私は、大阪にある森ノ宮医療技術専門学院の卒業生です。
朝~昼までは治療所、昼~夕方までは訪問治療と休みなく働き、夕方から夜の9時まで夜間の専門学校に行くという生活を3年間続けました。
たとえ時間がなくても努力の甲斐あって、成績は常に10位以内に入ることができました。(60人中)
つまり「柔道整復師・理学療法士を持っている人達の中で、鍼灸学科クラスにて10位内に入っていた」ということになります。
それから、国家試験では9割以上の点数をとることができました。
さて、余談となりましたが、今から説明を続けていきます。
学生の頃に勉強を頑張ったほうが良い理由5つ!
理由1:勉強がより深まり、理解も深まる
学校のテストや国家資格というのは、表面の知識だけでも、合格しようと思えば、合格できます。
しかし、表面の知識というのは、すぐに忘れてしまいます。
こうなったら、しめたもので、どんどん知識を深めていくことになります。
理解が深まると、勉強も楽しいし、臨床(現場)でのあなたの技量をも左右することになるでしょう。
理由2:国家試験の合格率が上がる
学生の頃から一生懸命勉強しておくということは、成績が上がるということです。
もちろん、国家試験の合格率も上がりますし、なにより、国家試験が近づいてきても焦ることなく余裕をもって試験当日を迎えることができます。
なので、余裕をもって試験を迎えるためには、やはり学生の頃からしっかりと勉強をしておくほうがいいです。
理由3:勉強できるのは学生の間だけ
みなさんが意気込んで勉強できるのは、学生の頃だけです。
なぜなら、学生だからこそ勉強しやすい環境にあるのです。
ですが、卒業後は整理とともに、教科書やプリントを捨ててしまったり、どこに行ったかわからなくなったり、、、
これが、学生だと把握しているのですぐに調べられるという点では、やはり学生の頃は勉強しやすい環境なのです。
専門学校の図書館だけあって、一般的な図書館にはない東洋医学や治療に関しての書籍がびっしりと揃っているのです。
やはり、学生の間に受けられる恩恵というものは多いのです。
だからこそ、「学生の間にしっかり勉強をしておいたほうが良い」と言えるのです。
理由4:周りに、すぐに質問できる先生がいる。
これは学生の特権です。
わからないこと、疑問に思うことがあれば、すぐに先生に質問できます。
もちろん、先生なので優しく教えてくれます。
それに、相手が忙しいと思って、質問をしづらかったりしますよね。
理由5:卒業後に苦労するのは自分
もし、学生の頃にしっかりと勉強しておかないと、卒業後に臨床(現場)に出た時に、苦労します。
なぜなら、臨床ではいろいろな症状の患者さんが来ます。
そんな時、患者さんと話がスムーズにできるぐらい知識がないと苦労するのは自分です。
いかがですか?
こうやって考えると、学生の頃から一生懸命勉強をしておくことはメリットがたくさんあります。
確かに、働きながら良い成績を残すことは大変ですが、学生の頃に汗水流して得た経験や努力というものは、あなたの一生の財産として活きてくるのです。
この大切な時期をダラダラすごすのと、一生懸命過ごすでは、将来が大きく変わるでしょう。
なので、「学生の頃から一生懸命に勉強を頑張る」という姿勢は、とっても大事なのです!!
ぜひとも、鍼灸師や柔道整復師など医療に従事する学生さんは、しっかりと勉強を頑張ってください。
このページのまとめ
- 鍼灸師は学生の頃から一生懸命勉強しておいたほうが良い(理由は5つにわけられる)
- たとえ、一生懸命勉強していなくても、国家試験には合格できるが(落ちる人ももちろんいる)大事なのは国家試験合格ではなく、その後に臨床(現場)に出てからどのように鍼灸師として活躍できるかは、学生の頃の勉強量によって変わってくるといっても過言ではない
- 一生懸命頑張ったほうが良いといっても、頑張りすぎはかえって、体調を崩す原因にもなるので、ほどほどに頑張るのがベストである。