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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
ぶっちゃけ鍼灸師
五十肩は50代に多いとされていますが
20代・30代でも五十肩(肩関節周囲炎)のような症状になる人が増えてきました。
その理由をご紹介します。
20代・30代でも五十肩(肩関節周囲炎)のような症状になる人が増えてきました。
その理由をご紹介します。
五十肩の定義
理由の前に、まず五十肩の定義を説明しておきます。
五十肩と言われてしまう症状をざっくりいいますと、「肩関節の痛み」&「腕が上がらない」となります。
レントゲンで以上がなく、肩が痛くて上がらなければ頸肩腕症候群や肩関節周囲炎などと言われたりします。
ではなぜ、若者に五十肩のような症状が増えているのか?
理由は、首が悪くても五十肩と同じ症状が出るからなんです。
首が悪いと
首の筋肉が硬くなりすぎると、首周囲の神経を圧迫します。
首から肩にかけて神経が走りますから、原因は首なのに肩が痛んだりします。
痛みだけでなく、硬くなった筋肉は、神経を締め付けているために伸びなくなります。
つまり腕をあげると(神経が引っ張られて)肩に痛みが走るようになるのです。
注意
また、首の悪い状態が長く続くと、離れた場所の肩関節の筋肉が硬くなるという現象が起こります。つまり、若者の五十肩の原因はほとんどが(きっかけは)首から起こっているものです。
肩は痛めないけど首は痛めている
特別、肩を怪我したとか、肩を使うスポーツをしているとかでもない限り20代・30代で五十肩にはなりません。
ですが、現代の日本の生活はどうでしょう。
パソコンの仕事で下を向き、じっと机に座っています。
また、家に帰っても、スマホをみて下を向いています。
つまり、みんな首をこらしているのです。
それが長く続くと、首が原因の五十肩になってしまうのです。
つまりは、若者が五十肩の症状が出てしまう原因なのです。
若者の五十肩の治し方・予防法については次回紹介します。