ぶっちゃけ鍼灸師
こちらのページでは、そんな鍼灸治療方法をざっとまとめてみました。
(※すべてではありません)
また、リンク先を貼ってわかりやすくしております。
鍼灸師の皆様に参考になりましたら幸いです。
もくじ(クリックで飛びます)
症状型
大阪式阿是穴 治療
触診を重視する
大阪に古くからあった治療。
中国の阿是穴がもとになっている。
筋肉を触り、痛む部分やコリをさす鍼灸治療。
トリガーポイント
触診を重視する
痛い部分ではなく、痛みの原因となっている部分に鍼灸治療をする。
参考→トリガーポイント研究会
辨証 治療
症状からツボを選ぶ
八綱弁証(陰陽・表裏・寒熱・虚実)や12経絡をもとにする。
身体を部位ごとにわけて病んでいる部位を中心に治療を行う。
奇経治療
症状からツボを選ぶ
奇経八脈を使って治療を行う。
参考→奇経治療
赤羽式
触診を重視する
痛む部分と反対側へ瀉法鍼をする。
痛む部分に皮内鍼をする。
縮図型
その対応する部分に反応が現れ、その部位を刺激すると治療できるという考え。
日本では藤田六郎が提唱したと言われる。
(中国では全身療法という)
六部定位脈診
手首の橈骨動脈を、
先から上焦・中焦・下焦にわけて、
上焦は、肺と心、
中焦は、脾と肝、
下焦は腎を配置して、それぞれの臓器を対応させる。
舌診
先から上焦・中焦・下焦と配置して、上焦は、肺と心、中焦は、脾と肝、下焦は腎を配置して、それぞれの臓器を対応させる。
耳鍼
頭を下にして丸くなった胎児の姿で表す。
眼鍼
瞳が臓腑や上焦・中焦・下焦に対応する。
参考→眼鍼
鼻鍼
上が上焦、下が下焦に対応する。
参考→鼻鍼体験談
面鍼
顔が上焦・中焦・下焦に対応する。
手指鍼
手が全身に対応する。
参考→高麗手指鍼とは
腕踝 鍼
手首付近のツボ(反応点)足首付近のツボが、全身と対応している。
足底鍼
内臓が足底に対応する。
参考→足底鍼体験談
第二中手骨刺鍼
第二中手骨の遠端が頭部、下端が足部に対応する。
知熱感度
全身の症状が指先に現れる。
積聚(せきしゅう、しゃくじゅう)治療
全身の状態が、腹部に対応する。
参考→積聚会
方氏頭皮鍼
前髪際に半身が横たわった縮図、大の字になった人体の縮図が対応する。
解剖型
柳谷素霊
神経ブロックと似たような手法。神経が骨から筋肉へと出る部分に刺鍼することが多い。
焦氏 頭鍼
大脳皮質機能局在に基づいた頭鍼。
参考→焦氏頭鍼
小鍼刀 理論
痛みを感じるのは神経だが、筋肉が癒着することにより、神経がけん引されて運動痛や可動制限が起こるという理論
北京堂式
広範囲に痛みを出しているのは、骨付近にある太い神経幹が圧迫されるため。
骨表面や深部の筋肉を緩めれば、血管・神経の圧迫がなくなり、痛みが解消して、筋肉に血液が供給され治癒にいたるという考え。
参考→北京堂式鍼灸