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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
どうして、グレープフルーツジュースで薬を飲んではいけないの?
「苦いから?」
違います!
答えは、薬の副作用が出るからです!!
詳しい仕組みを知りたい人は、続きを御覧ください。↓(^^)
※小学生でもわかるように説明しています。
登場人物たち
肝臓くん
薬くん
CYP酵素くん
薬は肝臓に向かいます。
口から入った薬は、肝臓で代謝(分解)します。
この時に、分解を頑張るのが、CYP酵素くんです。
ちなみにこのCYP酵素くんは、グレープフルーツジュースが大ッキライです。
ポイント
しかし、グレープフルーツジュースで薬を飲むと、、、
CYP酵素くんを阻害する(やる気をなくしてしまう)ので、薬が分解されません。
薬が分解されないと、いつまでも体内で、薬が残ってしまうのです。
CYP酵素くんを阻害する(やる気をなくしてしまう)ので、薬が分解されません。
薬が分解されないと、いつまでも体内で、薬が残ってしまうのです。
注意
つまり、「薬が分解されずに、いつまでも血中に残ってしまうために、薬が効きすぎてしまう!!」という状態におちいるのです。
薬が効きすぎると副作用が!!
「薬がよく効いて良いんじゃないの?」と思ったら大間違い!
ポイント
わかりやすい例をあげましょう。
血圧を下げる薬が、効きすぎるとこうなります。
血圧を下げる薬が、効きすぎるとこうなります。
メモ
・血圧が下がりすぎる・ふらつき
などなど
持続は3~7日間と言われる!
グレープフルーツジュースによる、CYP酵素くんの阻害(やる気をなくしてしまう)は、3日間~7日間も持続すると言われています。
もし、あなたがお酒を飲んで、酔っ払ったとします。
酔っぱらい状態が、7日間も続いたら大変でしょう?
これと同じで、低血圧が3~7日間も続くと、大変なのです。
グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけない薬
ポイント
主な薬は↓
降圧薬 (血圧を下げる)抗血小板薬 (血を固まりにくくする)免疫抑制薬 (過剰な免疫反応をおさえる)
※これ以外にも存在します。
ぶっちゃけ鍼灸師
薬の説明に「グレープフルーツジュースで飲まないでください!」と表記されている薬は、絶対に守るようにしましょう!