動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
肩こりで首の手術をしてはダメ!
いままで、たくさんの【首の骨の手術】をした人に出会ってきました。
首にまじまじと、傷跡が残っています。
そして全員、術後が良くないです。
みなさん口をそろえて「痛い痛い」といいます。
それに、まれですが、手術が失敗するケースもあるのです。
なので、鍼灸師という立場では首の骨の手術というのは、最後までおすすめしないです。
医者から首の骨の手術を勧められるのはどんな場合?
医者から首の骨の手術を勧められるのは、首・肩・腕・手に痛みやしびれがある場合ですね。
そして、レントゲンやMRIでの画像診断で、神経が圧迫されていると診断されたときです。
骨が圧迫している場合もありますし、ヘルニアで圧迫しているときもあります。
もし、神経の圧迫があった場合は、骨を削り圧迫している部分を「取り除く」というものなのですが、何度でも言います!手術は絶対にしてはダメです!
なぜダメなのかと言いますと、骨は元には戻らないから!
なぜ、首の手術がダメなのかといいますと、骨は削ったら元には戻りません。
ぶっちゃけ鍼灸師
何十年後には、欠陥住宅のように、その部分がさらに痛みを引き起こす場合もあるのです。
これが、さらに痛みの悪循環を起こします。
でも、首の手術を勧められた人はどうすればいいの?
まずは、違う治療方法を試してみることです。
なぜなら、お医者さんが考えない部分を治療したらよくなる場合もあるのです。
その部分とは、、、筋肉です。
でも、周りの筋肉をやわらかくできたとします。
それで、圧迫が1ミリでも改善したら、しびれや痛みがピタッと治まる場合があるのです。
さらに、硬くなっていた筋肉を柔らかくしてやると、まわりの血流が改善されます。
この血流改善で、痛みやしびれが軽減する場合もあるのです。
手術をせずに、肩・首の症状を緩和させる方法
お医者さんに「手術をしたほうがいい!」といわれて
「はい、わかりました。」と言うのでは、あまりにも早計です。
もしも、後遺症が残った場合は、あなたの残りの人生を狂わせるおそれがあるのです。
なのでおすすめなのは、手術は最終手段と考えてとりあえずいろいろな方法を試してみてください。
では、「肩・首の症状を緩和させるいろいろな方法」にはどんなものがあるのか具体的に紹介していきます。
1,保存療法を続けてみる
- 普段から冷やさずによく温めておく
- 疲れたら休める
- じっとパソコンばかりを使用しているなら、ときに動かす
- マッサージを受ける
- 首や肩の筋力をつける
これらが、症状の緩和に有効です。
2,治療方法を変えてみる
「病院に行ったけど症状が良くならない、、、」と思ったのなら、病院以外に行くことをおすすめします。
病院以外でおすすめの場所は整骨院・鍼灸院・マッサージなどです。
治療方法にも相性がありますし、治療法を変えたら、症状がどんどん良くなったという場合もあるのです。
3,首に負担のかかる仕事をしているなら仕事を転職する。
痛みがひどくて、手術をしなければならないのなら、仕事を変えてみるというのもひとつの手です。
仕事が変われば、痛みも軽減するかもしれません。
「仕事を変えるなんて大げさな、、、」と思うかもしれませんが、一生の苦しみから開放されるかもしれないのです。
首に負担がかかる仕事とは「頭に重たいものを乗せる仕事」「下ばかりを向いている仕事」があてはまります。
ですが、あなたの転職は何度でもできるのです。
いろいろやってもダメなら手術も視野にいれましょう。
手術以外で、症状を改善させる方法をいろいろと言いました。
ですが、人それぞれ症状も違いますし、都合もあるでしょう。
なので、これら、保存療法をやってみて、それでも「ツライ!変わらない!どんどんひどくなる!」
といった場合は、手術という選択も考えないといけないです。
治療方法をいろいろやってみるとか、おなじ鍼灸でも先生を変えてみるのもいいと思います。
このページのまとめ
- 手術という選択肢は最終手段で考えるとよい。理由は保存療法でもそれなりに良くなるケースがある
- 病院だけにこだわらずに、整骨院・鍼灸院にいろいろいってみることをおすすめする
- 手術をおすすめしない理由として「さらにひどくなるケース」をたくさん見てきたからである
- ただし、「なにをやってもつらい」「一向によくならない」という場合は、手術を検討したほうがよい場合も少なからずある