~専門学校では教えてくれない~お灸を「早く・キレイ」につくるコツ4つ

ぶっちゃけ鍼灸師

こちらでは、鍼灸師に向けて「お灸を早く・キレイ」につくるコツを4つ紹介します。
とくに、鍼灸の学生さんは、お灸の試験があるので参考にしてください!

動画で解説


ぶっちゃけ鍼灸師

以下は、画像で解説しています。

お灸を「早く・キレイ」につくるコツ4つ

コツ1:艾を、手にたっぷり乗せる

ぶっちゃけ鍼灸師

艾は手にたっぷりと乗せましょう。
理由は2つあります。
理由1:手がリラックスする
お灸を手のひらに、たっぷりと乗せると手がリラックスします。
手がリラックス
逆に、少量しか持たないと「落とさないように」と、母指・示指に力が入りすぎてしまします。
力がかかると、キレイな艾炷が作れない
この状態は、細くてキレイな艾炷をつくることができません。
ですので、手をリラックスさせるために、手のひらにたっぷりと艾を乗せるクセをつけましょう。
理由2:艾を取る手間が省ける
少量しか、艾を持っていないと、すぐに補充しないといけません。
がしかし、手にたっぷりと乗せていると、いくらでも艾炷をつくることができます。
いくらでも艾炷を作れる

これは、臨床時でも、「学校の試験」でも、時間ロスがなく大変有利になるので、ぜひマスターしてください。

コツ2:艾が「隠れる」時だけひねる

艾炷をつくる時、主に2パターンにわかれます。
艾炷をつくる際、2パターンの動きがあります。

ぶっちゃけ鍼灸師

艾炷が「隠れる」「出てくる」の2パターンです。
艾炷が隠れる
艾炷が出てくる

ぶっちゃけ鍼灸師

このとき、力を加えるのは、艾炷が「隠れる」時のみです。
艾炷を絞るイメージ
この時に、写真のシャッターのように、艾炷を絞るイメージでひねりましょう。
そうすれば、細い艾炷を簡単につくることができます。

間違っても、艾炷が「出てくる」ときに、圧力を加えていはいけません。
この時は、単に「出てくる」だけにしましょう。

コツ3:艾炷は見えなくなるまで「ひねる」

艾炷は、完全に見えなくなるまで、毎回、ひねりましょう。(絞る)
艾炷が隠れる
そうすれば、先端が細くてキレイな艾炷が、つくれます。

逆に、見えなくなるまでひねらないと、先端はいつまでたっても細くなりませんので注意しましょう。

コツ4:「ひねる」回数は4~5回が基本

ぶっちゃけ鍼灸師

(初回をのぞいて)艾炷は、4~5回ひねれば細くなります。
5回ひねれば十分に細い艾炷がつくれます。
ポイント
ですので、基本は4~5回のひねりを、毎回イメージしましょう。
※連続して艾炷を作る場合、ある程度形づくられているので、4~5回で十分にキレイな艾炷は作れます。

ですので、試験の場合は、4~5回でどんどん艾炷をつくっていきましょう。
そうすれば、スピードも早くなります。

ぶっちゃけ鍼灸師

以上、お灸をキレイに早くつくるコツでした。

ぶっちゃけ鍼灸師

とくに、「隠れる」時に絞るイメージというのは、(私の場合)学校でも教えてくれませんでした。
ぜひ、参考にしてくださいね!