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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
瘀血 ってどんな状態?
東洋医学では、身体の健康具合を計る指標として「瘀血」という言葉があります。
瘀血とは、主に2つの意味を指します。
1:血液の汚れ
血液の汚れを、東洋医学では
血が汚れているために、栄養をではなく毒素を持っている血のこと。
そのような悪い血なので、当然患部にも悪い働きをすると考える。
2:血液の滞り
車でいう、渋滞のように、血が流れずにその場に滞ることを瘀血とも表現します。
血が滞ると、古い血ばかりがその場にとどまり、新しい血が入ってこないのです。
その結果、酸素・栄養素などを細胞に運べなくなります。
(つまり瘀血が患部に溜まっているのは、痛いもしくは細胞の働きが悪い)
ぶっちゃけ鍼灸師
また、瘀血には汚血 と表現する場合もあります。
、汚血=瘀血 ということです。
、汚血=瘀血 ということです。
瘀血になると体に次のようなサインが出ます。
ぶっちゃけ鍼灸師
では、どうやって瘀血なのかそうでないのかを、見分けるのか。
実は、瘀血には体にサインが表れます。
そのサインがこちら↓
実は、瘀血には体にサインが表れます。
そのサインがこちら↓
ポイント
子宮筋腫 - 生理不順
- 生理痛
- 赤ら顔
- 鼻の頭が赤い
- 目の下のクマ
- 歯茎の色素沈着
- くも
状血管腫 手掌紅斑 (手のひらが赤い)- 痔
下肢静脈瘤
瘀血は病気の原因となる!
東洋医学では病気に対してこのような言葉があります。
「
すなわち、病気は血液の汚れから生じるという意味です。
ぶっちゃけ鍼灸師
実際に瘀血によって、さまざまな病気(症状)を引き起こすので、具体的にみていきましょう↓
瘀血によって表れる症状【一般的】なのはこれ↓
- 肩こり
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 動悸
- 息切れ
瘀血によって表れる【重たい症状】はこれ↓
1.発疹
体内・血液内の老廃物と水分を体外へ排出して、血液内をキレイにする反応のために発疹が起こる。
2.炎症
血液内の老廃物を燃焼処理しようという反応が炎症である。
3.動脈硬化・高血圧・血栓・出血・胆石・結石
- 血液中の老廃物を、血管内壁に沈着させて、血液を浄化しようとする反応が動脈硬化
- 動脈硬化により、血管内空が狭くなり、心臓の負担がかかることを高血圧
- 動脈硬化の塊がはがれると血栓、破裂すると出血
- 食べ過ぎなどにより、コレステロールなどが濃すぎると成分をかためて浄化させようとするそれが胆石
- 腎臓での濾過される老廃物が濃すぎても流れが悪くなるのを防ぐために、固めようとするそれが尿路結石
いかがでしょうか?
簡単におさらいしますね!
瘀血とは、血が汚れて血の流れが悪く滞っている状態です。
瘀血になると様々な病気を引き起こす原因になります。
ですので、みなさん日頃から、瘀血にならないように注意してくださいね。
ポイント