ぶっちゃけ鍼灸師
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動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
瘀血 になる原因!
瘀血という言葉を聞いたことがあるとは思います。
別のページ 東洋医学でいう瘀血になるとなぜいけないの?瘀血と病気の関係!でも紹介しましたが、
また、血液が汚れている「
では、そんな瘀血は何が原因で起こるのでしょうか?
こちらで具体的に紹介していきます。
瘀血ができる【原因6つ】
1.食べ過ぎ
食べ過ぎた場合、食後30分すると体内では糖や中性脂肪が必要以上に血液中に増加します。
また、食べ過ぎは消化液が不足になり、消化不良となります。
その結果、いろんな
これが血液を汚す原因となります。
さらに、食べ過ぎという状態は、消化のために胃腸にたくさんの血液を必要とします。
その結果、各細胞での代謝が低下するために、血液中に不純物や老廃物を残すことになり血液が汚れます。(瘀血の原因)
2.運動不足
男性の体重の45%
女性の体重の36%
は筋肉です。
そして、人体の熱産生の40%を担っているのが、筋肉なのです。
運動不足になると筋肉量はどんどん低下していきます。
つまりこのことから、運動不足→筋肉量の低下→熱の生産性が悪くなります。
熱の生産性が下がると、体温を下げ、糖や脂肪の燃焼が悪くなります。
そして、尿酸、乳酸、ピルビン酸などの老廃物の燃焼・排泄が悪くなります。
それが、血液を汚す原因(瘀血の原因)となります。
3.ストレス
人間の体は、ストレスを感じると、
これにより、血管が収縮したり、血圧や血糖値を上昇させてストレスに対抗しようと働きます。
しかし、この状態が長く続くとコレステロールや中性脂肪、赤血球、血小板、、、なども増加して血がドロドロになり、血流が滞ります。
血が滞ること、すなわち瘀血の状態です。
また、リンパ球も減少して、免疫力が下がるので、ストレスにはくれぐれも注意しましょう。
4.冷え
冷えると、体温が下がり当然、代謝が低下します。
具体的には、血液中のコレステロール、中性脂肪、糖などの栄養物質の燃焼が低下します。
さらに、尿酸、乳酸、ピルビン酸などの老廃物の燃焼や排泄も低下して血液内に残りやすくなります。
結果、血を汚す原因となります。(瘀血の原因)
5.環境汚染物質
- 工場からのばい
煙 - 車の排気ガス
- ゴミ処理場のダイオキシン
- 野菜・果物の残留農薬
- 食品添加物・化学調味料・化学薬品
などが、肺や胃腸から血液に吸収されると血液が汚れる原因となります。
このように、生活習慣だけでなく環境問題も、瘀血の原因でした!
6.水分の摂り過ぎ
水分は人間の体になくてはならないものです。
また、適度な水分というのは血液内をサラサラにするので血流を良くする効果もあります。
※がしかし、ここでいうのはあくまでも摂り過ぎの場合です。
東洋医学では、水分の摂り過ぎを
体内に余分な水分が多いと、体を冷やしてしまうので、血液が汚れる原因となります。
(他に食事から水分を摂取する前提です。)
(あくまでも年齢や基礎代謝などの個人差によっても変わってきます。)
(水分代謝が悪い人の場合)
ご自身の舌を鏡で見てください。
ボテっと腫れていたり、ガタガタと歯の痕がついていたら水毒の可能性があります。
いかがでしょうか?
こちらでは、瘀血つまり血液が汚れる&滞る原因を紹介してみました。
身近なことばかりなので、ぜひとも参考にしてみてください。
瘀血にならないことが、病気にならないことへの第一歩です。
このページのまとめ
- 瘀血とは、血が滞っている状態&血が汚れている状態
- 瘀血だと、不調や病気になったりする
- 瘀血になる主な原因は6つ