ぶっちゃけ鍼灸師
鍼灸治療を「保険適応」する場合は、医師の同意書が必要です。
鍼灸治療で保険を利かせるには?はりきゅうの同意書が必要です!
ぶっちゃけ鍼灸師
その同意書には「6つの病名」が決められています。
では、詳しく解説していきます。
では、詳しく解説していきます。
鍼灸の保険適応には、あらかじめ同意書の病名が決められている。
どんな症状でも、鍼灸で保険治療が受けられるかといえばそうではありません。
これが鍼灸の同意書に必要な6つの病名です。
ポイント
- 神経痛
- リウマチ
頚腕症候群 - 五十肩
- 腰痛症
頚椎捻挫後遺症 - その他( )
(その他を含めると7つの項目になります)
ぶっちゃけ鍼灸師
この7つですね。
このどれかに、該当すれば鍼灸保険治療の適応となります。
ちなみに、肩こりの場合は、頚腕症候群でも神経痛でもどちらに〇をされても問題ないです。
このどれかに、該当すれば鍼灸保険治療の適応となります。
ちなみに、肩こりの場合は、頚腕症候群でも神経痛でもどちらに〇をされても問題ないです。
注意!同意書が認められないケース
これは、患者さんよりも、鍼灸師さんに関係が深い記事になりますが、
せっかく同意書を患者さんから受け取り、各保険者に提出しても、つき返される場合があります。
たとえば、、、
- 病名欄の〇が2つ以上ついている
- 「7.その他」を認めない、、、
- 医師の診察が、初診での同意書発行は認めない
- 同じ疾患で、別の診療所にて治療を受けている
などなど、さまざまなケースがあります。
最近では、保険者側も、医療費を支払いたくないので、少しでも「おかしい」と思ったら、すぐに同意書をつき返してきます。
保険者によって厳しさが違う
保険者のなかでも、組合保険や社会保険(協会けんぽ)がとくに厳しかったようにも思います。
反対に、国が運営している「国民健康保険・後期高齢者医療広域連合」などは、厳しくないという印象でした。
各健康保険者はホームページを設けているところがあります。
鍼灸治療に対しての、保険請求について説明している保険者もあるので、事前に調べておくのもいいでしょう。
反対に、国が運営している「国民健康保険・後期高齢者医療広域連合」などは、厳しくないという印象でした。
各健康保険者はホームページを設けているところがあります。
鍼灸治療に対しての、保険請求について説明している保険者もあるので、事前に調べておくのもいいでしょう。
最終的には、保険者が絶対有利
ただ、忘れてはならないのは、この療養費(鍼灸治療)の保険払いというのは、「保険者が認めない!」と言えば、それが最優先されます。
これは、厚生労働省の定めにも書かれていることなので、事前に知っておきましょう。
これは、厚生労働省の定めにも書かれていることなので、事前に知っておきましょう。
鍼灸の同意書 | 6疾患以外(その他)で請求できる?
このページのまとめ
- 鍼灸治療の保険適応となる疾患は「神経痛・リウマチ・腰痛症・五十肩・頚腕症候群・頚椎捻挫後遺症」の6つです。
- 「その他(病名)」という欄もあるのですが、保険者が認めるかどうかはわかりません。