ぶっちゃけ鍼灸師
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もくじ(クリックで飛びます)
動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
なぜお肉は食べない方がいいと言われるのか?
お肉はあまり食べない方がいいという理由については、消化に関係していますね。
なぜなら、お肉というのは、消化に悪いです。
なので、胃腸に負担をかけてしまいますし、また消化不良として残った肉は、悪玉菌のエサとなるので悪玉菌が繁殖しやすい環境を作る事になります。
(つまり腸内環境が悪化します)
日本人は、古くから穀物を食べていきてきました。
なので、消化しにくい穀物を消化するために、腸が欧米人よりも長くなる進化を遂げました。
腸が長いので、未消化の肉が長くとどまると腐敗しやすいのです。
だからこそ、日本人にはとくにお肉が体質的に合いません。
一方で、欧米人は日本人に比べて腸が短いのです。
そのため、長くとどまらず、腐敗せずに排便することが可能なのです。
またお肉は、悪玉コレステロール値を上げて、善玉コレステロール値を下げてしまうので、「お肉は余り食べない方がいい」と言われる理由がこれらです。
ぶっちゃけ鍼灸師
なぜお肉は食べた方が良いと言われるのか?
お肉を食べた方が良いと言われる理由については、お肉の栄養が関係していますね。
お肉には、人間が体内で作ることのできない必須アミノ酸を豊富に含んでいます。
なので、ダイエットをしている人がお肉をまったく食べないでいると、アミノ酸が不足して筋力が低下してきます。
筋力が低下すると代謝が下がるので、結局ダイエットに失敗しやすいために、「お肉も食べましょう!」と言われることが多いです。
また、お肉には「脂質」もたくさん含まれます。
嫌われ者の、脂質も人間にとっては大事な栄養素です。
脂質も細胞膜に使われたり、ホルモンの材料になったりと、人間には必要な栄養素です。
結局どっち!?理想は8:2でした!
ぶっちゃけ鍼灸師
「お肉は体に悪い!」と言われる意見の両方を解説しました。
「 結局どっちなの!? 」 と言いたくなりましたね(^_^;)
実は、答えは8:2の割合でお肉を食べるというものです。 (お肉が2 )
その根拠としては、動物の歯にありました。
肉食動物の歯は、キバのようにするどく尖っています。
これは肉を噛み切る食べですね。
反対に、草食動物たちの歯は、平らになっています。
これは、雑穀などをすりつぶすためですね。
人間の歯で、8:2がわかる!?
そして人間の歯は、平な臼歯が8、するどい犬歯が2という8:2の割合になっています。
つまり、野菜や果物を8、お肉を2の割合で食べるのが理想ということになります。
- 1週間だとお肉は1~2回ぐらい
- 1ヶ月だとお肉は5~6回ぐらい
実は、これぐらいの回数が、健康維持のために理想だといえるでしょう。
もし、毎日お肉を食べているのなら、それは「食べ過ぎ」です。
日本人は、お肉を食べ過ぎたために、「成人病」「肥満」が急増したのです。
ぶっちゃけ鍼灸師
結論から言いますが、「栄養不足にはなりません」その理由を解説していきます。
栄養不足(アミノ酸不足)にならないの?
お肉には必須アミノ酸が含まれているので、食べた方がいいと前述しました。
じゃあ、8:2の割り合いで食べていたら、「アミノ酸」が足りないんじゃないの?
という疑問がでてきますよね!?
とくに大豆には、お肉により1種類少ないだけで、その他の必須アミノ酸はちゃんと含まれています。
ですから、野菜をメインにして、お肉は月に数回程度、、、これだけで十分に、アミノ酸を摂取することができます。
お肉よりも、「魚」がおすすめ
お魚のほうが、お肉よりも消化にもいいですし、なんといっても魚の脂質は、体内の悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を上げるという特徴まであります。
お肉はたまに食べるくらいがちょうど良いということになります。
このページのまとめ
- お肉は「食べたほうが良い」という意見と「食べないほうが良い」という両方の意見がある
- それらの理由を加味して考えると、「週に1~2回お肉を食べる」これが理想です。
- 野菜・大豆に、ちゃんとお肉の変わりになるタンパク質や脂質が含まれるので、栄養不足になることは一切ありません。むしろ、植物性
蛋白質 というのは消化に良いので、そのほうが体に良い結果をもたらします。 - お肉よりも魚のほうが、油の質もよく、消化しやすいのでおすすめです。